16日、北海道湧別町で、道路の真ん中で鳴き声をあげるトドの姿が撮影された。おたる水族館によれば、冬にオホーツク海から南下してきた際に迷い込んだ可能性があるという。トドは、警察の協力で海につながる湖に逃がされた。
16日、オホーツク海に面する北海道湧別町で撮影された映像。
ヒレのような前足を持つ生き物が、道路の真ん中で鳴き声をあげている。
遭遇した人は「道路の真ん中にうずくまってる動物がいた。最初はシカかなと思った。近づいて動物が顔を上げたら、アザラシのようなトドのような。びっくり。そんなこと今まで一回もなかった」と話している。
おたる水族館によると、トドではないかという。その後、警察などが駆けつけ、網に誘導。
警察が「ごろん、ごろん」と言いながら、トドを誘導する。そして、トラックに乗せ、海とつながっている湖に逃がすと、トドは氷がただよう水の中へ入っていった。
なぜ、海にいるはずのトドが道路にいたのだろうか。
おたる水族館によると、冬になり、オホーツク海から北海道へ南下してきた際に、迷い込んでしまったのではないかという。(「イット!」 12月19日放送より)