漫画家のやくみつる氏が９日、ＴＢＳラジオ「土曜ワイドラジオＴＯＫＹＯ ナイツのちゃきちゃき大放送」に出演し、政治資金パーティーを利用した自民党の裏金疑惑についてコメントした。
裏金疑惑を巡っては、松野博一官房長官が１０００万円超のキックバックを受けたとの疑惑が浮上。ただ松野氏は８日、参院の予算委員会でこの問題を追及されると、「精査して適切に対応したい」との答弁を何度も繰り返し、批判を浴びていた。
「ユーキャン新語・流行語大賞」の選考委員を務めているやく氏は、この問題について「惜しいなあと思ったのが、ここでキックバックっていう言葉が…。まあ古い言葉ではありますけども、こんなにフィーチャーされて。もうちょっと早ければ、これはホント新語・流行語大賞、格好の対象になった」と、発表の後だったため「キックバック」を選べなかったことを残念がった。
ナイツの塙宣之が「ホントだ！ 来年も入らないだろうなあ、結局」と話すと、やく氏は「それ（来年暮れ）まで続けてたら、むしろ大変です」。松野氏については「自分のこと聞かれてんのに、原稿読みながら。で、『お答え差し控える』。機能してないのでね、これはもうちょっと時間の問題かなあ、という気がしてまいりました」と斬り捨てた。