安全保障政策を巡り、自民党の麻生副総裁が公明党の幹部を名指しで「がんだった」などと批判したことについて、公明党の北側副代表は「事実誤認がある」と反論しました。
公明党・北側副代表:「安全保障政策の責任者として関わってきた私からすると、ちょっと事実の誤認がおありなのかなという印象を私は持っております」
そのうえで、北側氏自身は安全保障関連3文書の議論に関わり、アメリカ軍が矛で自衛隊が盾という役割分担だけでいいのか、アメリカ軍と連携しながら矛の役割を担うことの検討の必要性を主張してきたと強調しました。
また、来月行われる衆参2つの補欠選挙での協力について「影響があるとは思わない」と述べたうえで、「自民党候補が勝利できるように取り組む」との考えを示しました。