東京・港区は、区立のすべての中学校で来年度から修学旅行を海外で実施すると発表しました。
新たな修学旅行先はシンガポールで、来年6月から9月ごろに3泊5日の日程で実施される予定です。対象は、港区立中学校3年生の全生徒およそ760人です。
「英語を活用した体験ができる」「治安が安定している」などの理由からシンガポールが選ばれました。
すべての区立中学校で海外修学旅行を実施するのは都内で初めてで、全国的にも珍しいということです。
生徒の負担額は今年度まで実施している京都・奈良などへの修学旅行でかかる7万円以内に収めるといいます。
SNS上では「さすが金持ち自治体の港区」「正直、そのお金を別のことに使ってほしい」といった声もありました。