元「モーニング娘。」後藤真希(37)の弟でタレントの後藤祐樹氏(37)が20日告示された千葉・八街市議選(27日投開票)に無所属で立候補した。芸能界からドロップアウトするも朝倉未来がアドバイザーを務める1分間格闘技「BreakingDown(ブレイキングダウン)」での活躍を経て、選挙のリングに立った後藤氏を直撃した。
――街頭演説デビューを終えた感想は
後藤氏 正直、今の段階で全く感触が分からない。SNSだとある程度こういう投稿したら、これぐらいの反響があるというのが分かるんですけど。それが全く見えないので不安でしかない。
――八街市の課題は
後藤氏 八街市にずっと住んでいる方たちから「生まれた時から何も変わってない」という現状を僕に訴えてくる方が多い。若い世代、子育て世代が暮らしやすい街に変えていきたい。
――具体的には
後藤氏 1つは八街市の公共バスのエリア拡大を中心に公共交通機関の充実。2つ目は子供たちが安心安全に遊べる施設を造ります。3つ目は農業が盛んな地域なのでモビリティー体制を強化して農家を盛り上げていきたい。この3本の矢を政策としていきたい。
――出馬したことによる周囲の反応は
後藤氏 芸能活動を再開した当初は、僕のことよく思ってない人も多かった。ブレイキングダウンに出場したことで若い子たちも知ってくれるようになった。活動していく中で温かいコメントが増えてきて、自分の中ですごく励みになった。
――ブレイキングダウンで人生が大きく変わった
後藤氏 僕ほど変えてもらった人はいないんじゃないかなって思う。若い人にも知ってもらえましたし、たくさんの人に応援してもらって感謝しかないです。行動すれば変われるということも伝えていきたい。
――選挙戦最終日にブレイキングダウン9が開催。注目の試合は
後藤氏 アルバート・クラウス選手対西谷大成選手。個人的には冨澤大智選手が好きなので、どんなどつき合いをしてくれるか楽しみですね。大会前なので、(選挙応援の)お願いするつもりはないです。
――選挙はどう戦う
後藤氏 街頭演説でもありのままの自分を見ていただいて、自分らしさを打ち出していきたい。当選することが目標なんですけど、八街市は投票率が低い。今回、僕が出馬することをきっかけに投票率を底上げできたらいい。
――戦いの場をリングから選挙に移す
後藤氏 今まで世間に誇れるような生き方をしてきたわけでもないけど、こうして活動ができるようになったのも皆さんの応援があったからこそ。八街市の皆さんに恩返しをしたい。ブレイキングダウンより熱い夏にします!