兵庫県神戸市で男の子の遺体が見つかり、母親ら4人が祖母への監禁と傷害の疑いで逮捕された事件で、祖母を保護した男性が、当時の状況を証言しました。死亡した穂坂修くんの祖母は、監禁されていた自宅から逃げ出し、20日に保護されましたが、祖母を見つけ110番通報した男性は、NNNの取材に対し、「衰弱していて放っておけなかった」と話しました。遺体で見つかった修くんの母親、穂坂沙喜容疑者と、その弟の大地容疑者らきょうだい4人は、今年3月ごろから今週の20日ごろまでの間、修くんの祖母に当たる母親を押し入れに閉じ込め、鉄パイプのようなもので殴るなどの暴行を加えケガをさせた疑いで、24日に送検されました。

祖母は4人が自宅にいない隙に逃げ出し、20日に10キロほど離れた神戸市垂水区内で保護されましたが、その際に110番通報した男性がNNNの取材に応じました。祖母を保護した男性「1人で車いすに乗って、ちょっとうつむき加減で。ちょっと顔を上げたときに、目にクマができているのが見えたので、かなり衰弱されているような感じがしました。だから余計に心配になって、110番通報した」警察によりますと、祖母は保護された際、車いすに乗っていて、左目が腫れ、背中には打撲のあとがあったということです。この通報がもとで事件が明るみに出て、スーツケースに入った修くんの遺体が見つかりました。修くんは、祖母が保護された前日の19日ごろに死亡したとみられていて、沙喜容疑者は「4人で遺体を自宅からスーツケースで運んだ」などと話しているということです。この日、自宅近くの防犯カメラには、スーツケースを持って歩く4人組の姿が映っていました。警察は、修くんが死亡したいきさつも詳しく調べています。
兵庫県神戸市で男の子の遺体が見つかり、母親ら4人が祖母への監禁と傷害の疑いで逮捕された事件で、祖母を保護した男性が、当時の状況を証言しました。
死亡した穂坂修くんの祖母は、監禁されていた自宅から逃げ出し、20日に保護されましたが、祖母を見つけ110番通報した男性は、NNNの取材に対し、「衰弱していて放っておけなかった」と話しました。
遺体で見つかった修くんの母親、穂坂沙喜容疑者と、その弟の大地容疑者らきょうだい4人は、今年3月ごろから今週の20日ごろまでの間、修くんの祖母に当たる母親を押し入れに閉じ込め、鉄パイプのようなもので殴るなどの暴行を加えケガをさせた疑いで、24日に送検されました。
祖母は4人が自宅にいない隙に逃げ出し、20日に10キロほど離れた神戸市垂水区内で保護されましたが、その際に110番通報した男性がNNNの取材に応じました。
祖母を保護した男性「1人で車いすに乗って、ちょっとうつむき加減で。ちょっと顔を上げたときに、目にクマができているのが見えたので、かなり衰弱されているような感じがしました。だから余計に心配になって、110番通報した」
警察によりますと、祖母は保護された際、車いすに乗っていて、左目が腫れ、背中には打撲のあとがあったということです。
この通報がもとで事件が明るみに出て、スーツケースに入った修くんの遺体が見つかりました。修くんは、祖母が保護された前日の19日ごろに死亡したとみられていて、沙喜容疑者は「4人で遺体を自宅からスーツケースで運んだ」などと話しているということです。この日、自宅近くの防犯カメラには、スーツケースを持って歩く4人組の姿が映っていました。