千葉市・若葉区で6月9日、檻の中で折り重なるように動き回るイノシシの子どもが撮影された。その数、実に15匹!地元猟友会のメンバーも驚きの声をあげた。
【映像】「ガサゴソガサゴソ」子イノシシであふれる檻「一度に15匹かかるのなんて初めて。イノシシ1匹が10年後には100匹になると言われている。このままでは大変なことになってしまう」(撮影した千葉市猟友会のメンバー) 千葉市で2017年度に捕獲されたイノシシは12匹だったが、その後は年々増加している。昨年度は145匹と、5年で約12倍にまで増えている。

イノシシ増加で心配されるのが農作物への被害だ。付近ではすでに水田や畑が荒らされていることが確認されている。イノシシによる被害額は、昨年度は約140万円だったが、今年はそれを上回るおそれがあり、市では箱罠を増設するなど対策を強化している。「イノシシの目撃情報も増え、生息範囲が確実に広がりつつある。農家の人や猟友会と連携しながら被害を未然に防止したい」(千葉市 農政センター) 千葉県でも特にイノシシによる被害が大きいのが、いすみ市。イノシシによって荒らされた水田を上空から見ると、広範にわたって色が薄くなっている。これは被害を受けた稲が踏み倒され、食べられているためだ。 イノシシを捕まえるため箱罠や電気柵を設置したが、被害を食い止めることはできなかったという。「いたちごっこで、イノシシもどんどん賢くなってるので、田んぼの中へ中入ってしまう。大変なお金と作業が必要で辞めてしまう人もいるし、困ってお米作りをやめるところもある。かなり農家は厳しいと思う」(いすみふれあい市場・峰島謙司さん)(『ABEMAヒルズ』より)
「一度に15匹かかるのなんて初めて。イノシシ1匹が10年後には100匹になると言われている。このままでは大変なことになってしまう」(撮影した千葉市猟友会のメンバー)
千葉市で2017年度に捕獲されたイノシシは12匹だったが、その後は年々増加している。昨年度は145匹と、5年で約12倍にまで増えている。
イノシシ増加で心配されるのが農作物への被害だ。付近ではすでに水田や畑が荒らされていることが確認されている。イノシシによる被害額は、昨年度は約140万円だったが、今年はそれを上回るおそれがあり、市では箱罠を増設するなど対策を強化している。
「イノシシの目撃情報も増え、生息範囲が確実に広がりつつある。農家の人や猟友会と連携しながら被害を未然に防止したい」(千葉市 農政センター)
千葉県でも特にイノシシによる被害が大きいのが、いすみ市。イノシシによって荒らされた水田を上空から見ると、広範にわたって色が薄くなっている。これは被害を受けた稲が踏み倒され、食べられているためだ。
イノシシを捕まえるため箱罠や電気柵を設置したが、被害を食い止めることはできなかったという。
「いたちごっこで、イノシシもどんどん賢くなってるので、田んぼの中へ中入ってしまう。大変なお金と作業が必要で辞めてしまう人もいるし、困ってお米作りをやめるところもある。かなり農家は厳しいと思う」(いすみふれあい市場・峰島謙司さん)
(『ABEMAヒルズ』より)