青森県は26日、青森市の80歳代女性が、ツツガムシ病で13日に死亡したと発表した。
県内でツツガムシ病による死者が出るのは今年初で、2年連続となる。
県によると、女性は今月上旬に発熱や発疹などの症状が現れ、8日から市内の医療機関に入院していた。
ツツガムシ病は、草むらなどでダニの一種であるツツガムシに刺されると感染する。県内では5~6月に感染者が多く、県は草地では肌の露出を避けたり、山林に入った後はすぐに入浴したりするなどの対策を呼びかけている。