26日午前10時20分ごろ、福岡市博多区のJR博多駅前広場で、夏の伝統行事「博多祇園山笠」(7月1~15日)の「飾り山笠」の建設作業中だった大工の男性(50代)が転落した。博多署などによると、男性は高さ約6・5メートル地点から落下し、あばら骨を折る重傷という。
【御神入れが行われた22年の上川端通の飾り山笠】 山笠関係者によると、男性は当時、足場となる丸太部分に立って人形の飾り付けをしていた。作業時に必要な落下防止のハーネスを着用しておらず、誤って転落したらしい。転落の際に山笠の骨組みなどに接触し、配電盤の上に落ちたことで衝撃が緩和されたとみられる。 飾り山笠を建設していた博多駅商店連合会の担当者は「安全管理を徹底したい」としている。【河慧琳】
山笠関係者によると、男性は当時、足場となる丸太部分に立って人形の飾り付けをしていた。作業時に必要な落下防止のハーネスを着用しておらず、誤って転落したらしい。転落の際に山笠の骨組みなどに接触し、配電盤の上に落ちたことで衝撃が緩和されたとみられる。
飾り山笠を建設していた博多駅商店連合会の担当者は「安全管理を徹底したい」としている。【河慧琳】