京都府警伏見署は20日、京都市伏見区の京都拘置所に侵入したとして、自称・同市東山区の無職の男(28)を建造物侵入の疑いで逮捕した。
「仕事を辞めてやけになっていた。どこまで出来るか確かめたかった」と話しているという。同署によると、拘置所では当時無施錠の窓もあったとみられる。
発表によると、男は20日午前4時50分頃、正当な理由なく拘置所内の庁舎に侵入した疑い。不審者の侵入を知らせる報知器が作動したため刑務官らが敷地内を捜索したところ、庁舎2階の職員用エリアの通路で男が1人でいるのを発見。取り押さえた上で、通報で駆けつけた署員に引き渡した。
「塀を乗り越えた」と述べているといい、同署で侵入経路を調べている。