相模原市は19日、市立大野台小学校(南区)で、学校側のミスのためにこの日、6年生の給食が学校給食センターから配送されなかったと発表した。
急きょ6年生の食器だけを運び、1~5年生の給食を全6学年で分けたが、個数が決まっている牛乳と焼きのりは6年生に提供できなかったという。
市によると、学校側が上溝学校給食センターに伝える学校行事の予定連絡表で、6年生が今月25日に予定している国会議事堂見学の校外学習を、誤って19日と伝えていたことが原因。1~6年生の全員に適正な栄養量を提供することができなかったとして、市はこの日の給食費は全学年で徴収しない方針。
市学校給食課は「今後は行事予定連絡表の送付を複数人で確認し、再発防止に努めたい」としている。