札幌市は26日、生活保護を受給していた女性に私的なメッセージを送るなどしたとして、一般職の50歳代男性職員を停職2か月の懲戒処分にしたと発表した。
男性職員は同日付で依願退職した。
市によると、ケースワーカーだった男性職員は2019年2月~20年5月、複数回にわたり、自身が担当する女性の携帯電話宛てにメッセージを送り、食事に誘うなどした。担当者が代わった際に発覚した。
一方、札幌市消防局は同日、無許可で市内の風俗店で働き、収入を得ていたとして、白石消防署の20歳代の男性消防士を停職3か月の懲戒処分にしたと発表した。男性消防士は同日付で依願退職した。22年6月~23年3月に風俗店の受付として約90万円を得ていたという。同署へ勤務を知らせる封書が届き、本人が認めた。地方公務員法は営利企業への従事を制限している。