スマートフォンのゲームアプリを通じて連絡を取り合っていた16歳と17歳の少女2人を自宅に連れ込んだとして、兵庫県警芦屋署は27日、未成年者誘拐の疑いで、大阪市平野区喜連東の会社員、赤沢宏志朗(こうしろう)容疑者(25)を逮捕した。
容疑を認めている。同署によると、少女2人は約2週間、赤沢容疑者の自宅に滞在していたとみられ、無事保護された。
逮捕容疑は、12日午前0時ごろ、少女2人が未成年であることを知りながら、アプリを通じて「ご飯を食べさせてあげる」と誘い、同日午後3時ごろ~26日午後7時ごろまでの間、自宅に滞在させたとしている。
同署によると少女2人は友人で、いずれも兵庫県内に居住。12日に保護者から署に相談があり、捜索していた。防犯カメラの映像などから赤沢容疑者が浮上。2人は容疑者の自宅マンションのエントランスにいるところを保護されたという。