1日午後3時50分頃、山口県防府市の私立誠英高から「7、8人の生徒が呼吸が苦しいと訴えている」と119番があった。
生徒と教員計30人が市内の病院に搬送された。いずれも命に別条はないという。県警防府署が原因を調べている。
市消防本部などによると、当時、同校3、4階の教室で、1、2年生が学年末テストに向けた放課後の自習を行っていた。生徒たちがのどの痛みや、胸に違和感を訴えたことから全員を1階に避難させ、生徒20人と教員10人を搬送した。2日は、臨時休校の措置を取る。
報道陣の取材に対し、藤井博明校長は「原因は不明。生徒を不安な気持ちにさせて申し訳ない」と話した。