福岡市の福岡都市高速で、乗用車のボンネットや屋根に人が乗った状態で走行したとして、福岡県警高速隊は1日、県内在住の少年ら4人を道交法違反(設備外乗車)の疑いで摘発したと明らかにした。
県警高速隊によると、4人は2021年7月17日午後11時頃、同市東区の福岡都市高速の箱崎料金所付近で、少年(当時18歳)が運転する乗用車の屋根やボンネット、窓枠に少年(いずれも当時15歳)がそれぞれ乗った状態で走行した疑い。料金所を通過しようとした際、料金所職員から注意を受け屋根などから下りた。
少年たちは、この時の様子を撮影した動画をSNSに投稿しており、「悪ふざけでやった。この動画なら注目を浴びると思った」などと話しているという。

福岡県広川町の洞窟に安置されている石仏を蹴り倒すなどしたとして、県警八女署は1日、同県糸島市の男子高校生(17)を礼拝所不敬容疑で福岡地検久留米支部に書類送検した。
発表では、男子高校生は1月15日午前3時頃、広川町水原の洞窟内で、安置されている複数の石仏を蹴り倒すなどした疑い。友人4人と肝試しで訪れていた。
若い男性が石仏を蹴る様子を撮影した動画がインターネット上で拡散され、動画を見た高校生の父親が1月、「(映っているのは)自分の息子だ」と警察に申し出た。高校生は「派手なことをして目立ちたかった。二度とこのような罰当たりな行為はしません」と容疑を認めているという。
礼拝所不敬罪は、墓所や礼拝所などに対し、公然と不敬な行為をした場合に適用される。