三重県志摩市の消防本部の職員が部下にパワハラ行為を行っていた問題を受け、市が行った内部調査で、200人以上の職員が上司らからハラスメント行為を受けていたことが分かりました。
【写真を見る】【独自】「死ねと連呼された」 市職員のパワハラ問題 200人超の被害が調査で判明 この問題は2022年2月、志摩市消防本部の男性職員が9年間にわたって複数の部下に対して暴力をふるったほか「バカ」「役立たず」などと暴言を浴びせていたことが発覚し、停職処分を受けたものです。

市では、その後に市役所、消防、市民病院の全職員、合わせて約1200人を対象に職場環境に関するアンケートを実施しました。 関係者によりますと、アンケートは過去1年ほどの間に「暴力的な行為を受けた」「侮辱的な暴言をかけられた」などの項目で行われ、回答した1024人のうち211人が、上司らからいずれかの行為を受けていたということです。 中には「『死ね』と連呼された」「管理職がパワハラを黙認している」などの回答もあったということで、市は「具体的な被害を訴えている職員には聞き取りなどを進めている」としています。
この問題は2022年2月、志摩市消防本部の男性職員が9年間にわたって複数の部下に対して暴力をふるったほか「バカ」「役立たず」などと暴言を浴びせていたことが発覚し、停職処分を受けたものです。
市では、その後に市役所、消防、市民病院の全職員、合わせて約1200人を対象に職場環境に関するアンケートを実施しました。
関係者によりますと、アンケートは過去1年ほどの間に「暴力的な行為を受けた」「侮辱的な暴言をかけられた」などの項目で行われ、回答した1024人のうち211人が、上司らからいずれかの行為を受けていたということです。
中には「『死ね』と連呼された」「管理職がパワハラを黙認している」などの回答もあったということで、市は「具体的な被害を訴えている職員には聞き取りなどを進めている」としています。