全国で発生している強盗事件をめぐって、関連が捜査されているフィリピンの入管施設に収容中の日本人4人について、警視庁が氏名を発表しました。
【写真を見る】警視庁が氏名を発表比入管収容中の特殊詐欺グループ4人被害約2300件約35億か強盗事件との関連捜査警視庁が窃盗の疑いで逮捕状をとっているのは、フィリピンの入管施設に収容されているいずれも住居不定・職業不詳の渡辺優樹容疑者(38)今村磨人容疑者(38)藤田聖也容疑者(38)小島智信容疑者(45)の4人です。渡辺容疑者らは2019年に他の仲間と共謀し、東京・足立区の高齢の男女に金融庁の職員や警察官を装って電話をかけ、封筒をすり替える手口などでキャッシュカード合わせて10枚を盗み、現金およそ70万円を引き出した疑いがもたれています。

警視庁によりますと、渡辺容疑者らはSNS上で高額な報酬を示して特殊詐欺の「かけ子」などを募集し、通信アプリ「テレグラム」で犯行の指示をしていたとみられています。警視庁によりますと、渡辺容疑者ら4人は2017年から2019年の間に日本から海外に出国したということです。警視庁は逮捕状について、渡辺容疑者ら3人は2019年7月から、藤田容疑者は2021年2月からそれぞれ取得しているということです。渡辺容疑者は、2019年11月、マニラで日本人36人がフィリピン当局に拘束された特殊詐欺グループのリーダーとみられ、警視庁はこれまでに53人、18の都府県の警察で合わせて70人以上のメンバーを逮捕しています。警視庁はこのグループによる被害を2018年11月から2020年6月までの間で2300件ほど、総額およそ35億円にのぼるとみられます。警視庁は今後、現地に捜査員を派遣し、渡辺容疑者ら4人の日本への送還に同行する予定です。警視庁は、4人が一連の強盗事件でも指示役などをしていた可能性があるとみて捜査しています。
警視庁が窃盗の疑いで逮捕状をとっているのは、フィリピンの入管施設に収容されているいずれも住居不定・職業不詳の渡辺優樹容疑者(38)今村磨人容疑者(38)藤田聖也容疑者(38)小島智信容疑者(45)の4人です。
渡辺容疑者らは2019年に他の仲間と共謀し、東京・足立区の高齢の男女に金融庁の職員や警察官を装って電話をかけ、封筒をすり替える手口などでキャッシュカード合わせて10枚を盗み、現金およそ70万円を引き出した疑いがもたれています。
警視庁によりますと、渡辺容疑者らはSNS上で高額な報酬を示して特殊詐欺の「かけ子」などを募集し、通信アプリ「テレグラム」で犯行の指示をしていたとみられています。
警視庁によりますと、渡辺容疑者ら4人は2017年から2019年の間に日本から海外に出国したということです。
警視庁は逮捕状について、渡辺容疑者ら3人は2019年7月から、藤田容疑者は2021年2月からそれぞれ取得しているということです。
渡辺容疑者は、2019年11月、マニラで日本人36人がフィリピン当局に拘束された特殊詐欺グループのリーダーとみられ、警視庁はこれまでに53人、18の都府県の警察で合わせて70人以上のメンバーを逮捕しています。
警視庁はこのグループによる被害を2018年11月から2020年6月までの間で2300件ほど、総額およそ35億円にのぼるとみられます。警視庁は今後、現地に捜査員を派遣し、渡辺容疑者ら4人の日本への送還に同行する予定です。
警視庁は、4人が一連の強盗事件でも指示役などをしていた可能性があるとみて捜査しています。