不正に入手された高齢者のキャッシュカードを使い、現金50万円を引き出したとして、22歳の大学生の男が逮捕されました。男はいわゆる「出し子」役とみられています。

逮捕されたのは愛知県春日井市の大学生・宮田亮太郎容疑者です。

宮田容疑者は去年12月、他の者と共謀し、不正に入手した岡崎市内に住む高齢者のキャッシュカードを使って市内のATMから現金50万円を引き出した窃盗の疑いが持たれています。

警察によりますと、ATMの防犯カメラの映像などから宮田容疑者が特定されたということです。

宮田容疑者は、いわゆる出し子役とみられ、調べに対して容疑を認めています。

現金の引き出しに使われたキャッシュカードは、警察官を装った別の男が高齢者の自宅を訪れてだまし取っていることなどから、警察は組織的な犯行とみて詳しく調べています。