埼玉県狭山市広瀬台で6日夜に暴力団関係者の男性が銃撃され死亡した事件で、事件後に現場から複数の人物が逃走していたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。
県警は複数人による犯行の可能性もあるとみて捜査を進めている。
事件は6日午後7時過ぎに発生。鈴木頼一さん(55)が家族と車で自宅マンションに帰宅後、駐車場から建物に向かう途中で何者かに撃たれ、死亡した。県警は8日、司法解剖の結果、死因は臓器損傷による出血性ショックだったと発表した。
捜査関係者によると、事件後に現場から複数人が逃走していたという。また、事件直前に「現場付近にヘルメットをかぶった不審者がいた」という目撃情報も寄せられており、県警は防犯カメラの映像を解析するなどして、犯人の特定を急いでいる。