「黒崎駅前名物」と、西ぞのさん(@nzggr)がTwitterに投稿した画像が面白いと話題です。
【写真】爆笑の花輪の文言をもっと見る写真に写っているのは、パチンコ店などでよく飾られている花輪。そのメッセージには「PDCAサイクル」と書かれています。PDCAサイクルとは、「Plan(計画)」、「Do(実行)」、「Check(評価)」、「Action(改善)」というサイクルを繰り返し行うことで業務の改善を図っていくというビジネス用語。

しかし、ここに書かれているPDCAサイクルは、我々が知っているものとは少し異なっていて…「Panic(混乱)」、「Doom(破滅)」、「Chaos(混沌)」、「Apocalypse(終焉)」。どうしようもなく絶望感が漂い、まさにこの世の終わりを表しているかのようです。予想だにしなかった新たなPDCAの提唱に、ツイートのリプ欄にも多くの反響が。「ワシの知ってるPDCAサイクルとちがう……」「サイクルしてなくて草」「世界レベルのスクラップアンドビルド」「システム屋さんが時々ハマってるサイクルだ」「素晴らしい。実態を良く表していると思います」「創造は破壊からしか生まれない…」「自分の行ってる学校の生徒会長も『PDCAサイクル』が何たら…って言ってたけどこーいうことだったのか」こちらの花輪は福岡県北九州市のJR黒崎駅前にあるパチンコ店、「黒崎 太陽会館」で飾られていたもの。西ぞのさんによると、同店での花輪は定期的に更新されており、毎回面白い文言が書かれていることから、「ある種の名物と化している」とのことです。「今回も『また新しくなってるなー』程度で眺めていたのですが、あのPDCAサイクルは目に入った瞬間吹き出すほどのキレだったので、思わず写真に撮ってツイートしました」ツイートの経緯について、このように語る西ぞのさん。他にも印象に残った花輪の文言について聞いてみたところ、次のような回答が。「『花輪にはにわ』とハニワの絵と共に書かれていたものと、『母パート 兄デート オレニート』というネタは、思わず笑ってしまったくらいに好きでした」(西ぞのさん)どうして花輪にこのような文言が? 太陽会館に聞いたユニークかつユーモアに富んだ「黒崎 太陽会館」の花輪。しかし、どうしてこのような面白い文言を付けているのでしょう?実際に同店に事情を聞いてみました。「この花輪は、弊社社長の渡邊の発案で16年ほど前にはじまりました」このように話されたのは、太陽会館の児島剛史さん。児島さんによると、花輪についてはこれまでにも、朝日新聞や西日本新聞の地域面、地方局のラジオやテレビなど、幅広くメディアに取り上げられてきたとのこと。長らく地元の名物となっている同店の花輪。しかし、途中2年間ほどパチンコ業界の広告に対する風当たりが強くなり、廃止していた時期もあったそう。しかし、「お客さまや地域の方から『また花輪を見たい』というご要望をいただいて、現在は再開しています」と言います。では、どうしてこのような花輪を作りはじめたのでしょうか?社長である渡邊俊一さんに詳しくおうかがいしました。――なぜ花輪にこのような文言を入れているのですか?渡邊さん:現在は経費削減のためなくなってしまったのですが、以前まで一般的なパチンコ店は、パチンコメーカーさんから花輪を無償提供してもらっていました。ただ、それにメーカーの会社名を掲載するばかりでは、面白みがないと感じていました。そこで、ひとひねり考えはじめたのがきっかけです。――花輪の文言はどうやって決めているのですか?渡邊さん:社内外からネタ案を募集しています。現状は、ほぼ社内からの投稿で成り立っています。――今回話題になった『PDCAサイクル』についてですが、これを掲載したのは?渡邊さん:なぜかという明確な回答はありませんが、いつも花輪のネタを考えている中で、当たり前過ぎる「Plan,Do,Check,Action」に一捻り加えてみました。――他に反響の大きかった花輪の文言などありましたら教えてください。渡邊さん:いろんな方から多くの反響をいただいて絞り切れません。人によってネタの好みも大きく分かれます。こちらとしては力作だと思ったものが、全然反響がなかったことも多々あります。逆に、今回のように、ふとした作品が思わぬ反響を呼んだりするので毎回が新鮮です。 ◇ ◇「黒崎 太陽会館」の花輪は、過去のものも含めてInstagramで紹介されています。また、社長である渡邊さんもお話されていたように、花輪の文言のネタは社内だけでなく、社外からも募集しているとのこと。ネタ案の応募は同店のTwitter(@TaiyoKaikan)のDMでも受け付けているとのことです。「たくさんの応募をお待ちしています。みんなで作る花輪です!」(渡邊さん)(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・竹中 友一(RinToris))
写真に写っているのは、パチンコ店などでよく飾られている花輪。
そのメッセージには「PDCAサイクル」と書かれています。
PDCAサイクルとは、「Plan(計画)」、「Do(実行)」、「Check(評価)」、「Action(改善)」というサイクルを繰り返し行うことで業務の改善を図っていくというビジネス用語。
しかし、ここに書かれているPDCAサイクルは、我々が知っているものとは少し異なっていて…「Panic(混乱)」、「Doom(破滅)」、「Chaos(混沌)」、「Apocalypse(終焉)」。
どうしようもなく絶望感が漂い、まさにこの世の終わりを表しているかのようです。
予想だにしなかった新たなPDCAの提唱に、ツイートのリプ欄にも多くの反響が。
「ワシの知ってるPDCAサイクルとちがう……」「サイクルしてなくて草」「世界レベルのスクラップアンドビルド」「システム屋さんが時々ハマってるサイクルだ」「素晴らしい。実態を良く表していると思います」「創造は破壊からしか生まれない…」「自分の行ってる学校の生徒会長も『PDCAサイクル』が何たら…って言ってたけどこーいうことだったのか」
こちらの花輪は福岡県北九州市のJR黒崎駅前にあるパチンコ店、「黒崎 太陽会館」で飾られていたもの。
西ぞのさんによると、同店での花輪は定期的に更新されており、毎回面白い文言が書かれていることから、「ある種の名物と化している」とのことです。
「今回も『また新しくなってるなー』程度で眺めていたのですが、あのPDCAサイクルは目に入った瞬間吹き出すほどのキレだったので、思わず写真に撮ってツイートしました」
ツイートの経緯について、このように語る西ぞのさん。他にも印象に残った花輪の文言について聞いてみたところ、次のような回答が。
「『花輪にはにわ』とハニワの絵と共に書かれていたものと、『母パート 兄デート オレニート』というネタは、思わず笑ってしまったくらいに好きでした」(西ぞのさん)
ユニークかつユーモアに富んだ「黒崎 太陽会館」の花輪。しかし、どうしてこのような面白い文言を付けているのでしょう?実際に同店に事情を聞いてみました。
「この花輪は、弊社社長の渡邊の発案で16年ほど前にはじまりました」
このように話されたのは、太陽会館の児島剛史さん。
児島さんによると、花輪についてはこれまでにも、朝日新聞や西日本新聞の地域面、地方局のラジオやテレビなど、幅広くメディアに取り上げられてきたとのこと。
長らく地元の名物となっている同店の花輪。しかし、途中2年間ほどパチンコ業界の広告に対する風当たりが強くなり、廃止していた時期もあったそう。しかし、「お客さまや地域の方から『また花輪を見たい』というご要望をいただいて、現在は再開しています」と言います。
では、どうしてこのような花輪を作りはじめたのでしょうか?社長である渡邊俊一さんに詳しくおうかがいしました。
――なぜ花輪にこのような文言を入れているのですか?
渡邊さん:現在は経費削減のためなくなってしまったのですが、以前まで一般的なパチンコ店は、パチンコメーカーさんから花輪を無償提供してもらっていました。ただ、それにメーカーの会社名を掲載するばかりでは、面白みがないと感じていました。そこで、ひとひねり考えはじめたのがきっかけです。
――花輪の文言はどうやって決めているのですか?
渡邊さん:社内外からネタ案を募集しています。現状は、ほぼ社内からの投稿で成り立っています。
――今回話題になった『PDCAサイクル』についてですが、これを掲載したのは?
渡邊さん:なぜかという明確な回答はありませんが、いつも花輪のネタを考えている中で、当たり前過ぎる「Plan,Do,Check,Action」に一捻り加えてみました。
――他に反響の大きかった花輪の文言などありましたら教えてください。
渡邊さん:いろんな方から多くの反響をいただいて絞り切れません。人によってネタの好みも大きく分かれます。こちらとしては力作だと思ったものが、全然反響がなかったことも多々あります。逆に、今回のように、ふとした作品が思わぬ反響を呼んだりするので毎回が新鮮です。
◇ ◇
「黒崎 太陽会館」の花輪は、過去のものも含めてInstagramで紹介されています。
また、社長である渡邊さんもお話されていたように、花輪の文言のネタは社内だけでなく、社外からも募集しているとのこと。ネタ案の応募は同店のTwitter(@TaiyoKaikan)のDMでも受け付けているとのことです。
「たくさんの応募をお待ちしています。みんなで作る花輪です!」(渡邊さん)
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・竹中 友一(RinToris))