名古屋市営地下鉄の東別院駅で、駅員が釣り銭用の現金10万円をなくしたことがわかりました。

名古屋市交通局によりますと、12月7日午前10時55分ごろ、地下鉄名城線・東別院駅構内で、50代の駅員2人が券売機で釣り銭を補充しようとしたところ、釣り銭用の千円札100枚、あわせて10万円が入った布の袋がないことに気づきました。

布の袋はA4サイズで、すぐに駅の構内を探しましたが見つからなかったということです。

交通局によりますと、駅員は駅長室から硬貨などが入った他の袋と一緒にカートで運んでいましたが、1か所目の補充を終え、2か所目の作業をする際に紛失が発覚したということです。

市交通局は警察に紛失届を出したうえで、「地下鉄全所属に対して、厳正な公金の取り扱いについて再徹底するよう指示しました」とコメントしています。