2022年も残すところあと少し。新年のごあいさつといえば、年賀状です。ネットやSNSの影響もあり年賀状離れも進む中、『年賀状じまい』をする人も増加中。下手すると人間関係にヒビも・・・上手な『年賀状じまい』を専門家に聞きます。【写真を見る】実は“年内に通知”がベター『年賀状じまい』の注意点は? LINEで楽々!注目は「スマートねんが」【ひるおび】■年賀状の発行枚数 10年で半数に日本郵便の年賀状の発行枚数は、38億枚を超えていた2010年度から年々減少し、2022年には約16億4000万枚と、この10年で半分程に減っています。

▼SNSなどのインターネットの普及▼高齢者の「終活」の広がり▼個人情報で学校・職場で住所録が配られなくなるなどが、背景にあるということです。発行枚数からも見て取れるように、『年賀状自体送らない』という人も多く出てきています。年賀状の実態調査では、「直近3年以内に年賀状を出したことがありますか?」という質問に対し「出した」が66%、「出していない」が34%という回答に。恵俊彰:子どもたちはクラスメイト同士でとかになるんでしょうけど、親の付き合いとか仕事上の(年賀状交換)はもうなくしていきます、みたいなことが増えているような気がします。コメンテーター 松尾依里佳:「私、年賀状大好き人間で、毎年200枚ぐらい出してるんですよ。でもやっぱりそれでもデジタル化の進みが早いので、逆にお出しして返信のお気遣いをいただくのがご迷惑かなと思って、早くに届いた方と“きっとお返事だな”っていう方と(チェックを)付けるようになって、ご迷惑そうな方にはちょっと考えようかなと思うようになりました。」■いつ言うの?文言は?『年賀状じまい』の上手なやり方今、新たな流れとして増えてきているのが、『年賀状じまい』という考え方です。「年賀状じまい」とは、年賀状の送付終了を伝えること。手紙文化振興協会のむらかみかずこ代表理事によりますと、もし伝えるのであれば「できれば年内に相手に伝えるのが親切」ということです。年内は無理!という人も多いと思いますので、年内が難しければ年賀状に「翌年から辞める」ことを伝える内容を書いたり、寒中見舞いを出すなどして伝えてください。年賀状じまいには、特に決まった文言はありません。文章の流れとしては、【年賀状じまい 文章の流れ】新年のあいさつ感謝の言葉年賀状じまいの言葉末尾に改めて、お礼の言葉ただ一つ入れておきたいのが、「年賀状じまい」の理由です。「高齢であること」「退職して年数が過ぎたこと」など、“こういう状況のため、もう年賀状を出すことをやめます”という言葉を添えます。印刷でもOKですが、余白に一言手書きをするとより気持ちが伝わるのでは、という事です。ただ、年賀状をやめても付き合いが終わるわけではないので「今後もまだ付き合いの程よろしくお願いします」「SNSで連絡します」など一言添えたりもお忘れなく。弁護士 八代英輝:僕は何年か前に「年賀状のやり取りは今年で最後にさせていただきます」とお送りして、業務としては控えるようにしているんです。ずっと何百枚も何千枚も送ってた時代があったんですけど、「自分の年賀状が届くまでどれくらいのCO2排出してるんだろう?ということを考えると、やっぱり大切な文化ではあったかもしれませんけれども、控えていこうかなということは考えました。■LINEでラクラク『スマートねんが』年賀状も様々な変化を遂げていて、年賀状を簡単に送る『スマートねんが』というのも注目されています。通話アプリ『LINE』を使ったはがき不要の『スマートねんが』、作り方は簡単です。【スマート年賀の作成方法】▼日本郵便のLINEアカウントから、「スマートねんが」にアクセス▼販売されているパック(300円~)を購入▼動画や音声、動くスタンプなども付けることが可能▼表面に宛名を入れて完成コメンテーター 松尾依里佳:「いいですね。動画ってまだいただいたことないんですけど、年賀状の紙面をLINEでいただくこともやっぱり多くなってきてるので。動画を作ってやってみようかなと思いますね」恵俊彰:新年の挨拶は、いろいろ形が変わっていくんでしょうね。(ひるおび 2022年12月5日放送より)
2022年も残すところあと少し。新年のごあいさつといえば、年賀状です。ネットやSNSの影響もあり年賀状離れも進む中、『年賀状じまい』をする人も増加中。下手すると人間関係にヒビも・・・上手な『年賀状じまい』を専門家に聞きます。
【写真を見る】実は“年内に通知”がベター『年賀状じまい』の注意点は? LINEで楽々!注目は「スマートねんが」【ひるおび】■年賀状の発行枚数 10年で半数に日本郵便の年賀状の発行枚数は、38億枚を超えていた2010年度から年々減少し、2022年には約16億4000万枚と、この10年で半分程に減っています。

▼SNSなどのインターネットの普及▼高齢者の「終活」の広がり▼個人情報で学校・職場で住所録が配られなくなるなどが、背景にあるということです。発行枚数からも見て取れるように、『年賀状自体送らない』という人も多く出てきています。年賀状の実態調査では、「直近3年以内に年賀状を出したことがありますか?」という質問に対し「出した」が66%、「出していない」が34%という回答に。恵俊彰:子どもたちはクラスメイト同士でとかになるんでしょうけど、親の付き合いとか仕事上の(年賀状交換)はもうなくしていきます、みたいなことが増えているような気がします。コメンテーター 松尾依里佳:「私、年賀状大好き人間で、毎年200枚ぐらい出してるんですよ。でもやっぱりそれでもデジタル化の進みが早いので、逆にお出しして返信のお気遣いをいただくのがご迷惑かなと思って、早くに届いた方と“きっとお返事だな”っていう方と(チェックを)付けるようになって、ご迷惑そうな方にはちょっと考えようかなと思うようになりました。」■いつ言うの?文言は?『年賀状じまい』の上手なやり方今、新たな流れとして増えてきているのが、『年賀状じまい』という考え方です。「年賀状じまい」とは、年賀状の送付終了を伝えること。手紙文化振興協会のむらかみかずこ代表理事によりますと、もし伝えるのであれば「できれば年内に相手に伝えるのが親切」ということです。年内は無理!という人も多いと思いますので、年内が難しければ年賀状に「翌年から辞める」ことを伝える内容を書いたり、寒中見舞いを出すなどして伝えてください。年賀状じまいには、特に決まった文言はありません。文章の流れとしては、【年賀状じまい 文章の流れ】新年のあいさつ感謝の言葉年賀状じまいの言葉末尾に改めて、お礼の言葉ただ一つ入れておきたいのが、「年賀状じまい」の理由です。「高齢であること」「退職して年数が過ぎたこと」など、“こういう状況のため、もう年賀状を出すことをやめます”という言葉を添えます。印刷でもOKですが、余白に一言手書きをするとより気持ちが伝わるのでは、という事です。ただ、年賀状をやめても付き合いが終わるわけではないので「今後もまだ付き合いの程よろしくお願いします」「SNSで連絡します」など一言添えたりもお忘れなく。弁護士 八代英輝:僕は何年か前に「年賀状のやり取りは今年で最後にさせていただきます」とお送りして、業務としては控えるようにしているんです。ずっと何百枚も何千枚も送ってた時代があったんですけど、「自分の年賀状が届くまでどれくらいのCO2排出してるんだろう?ということを考えると、やっぱり大切な文化ではあったかもしれませんけれども、控えていこうかなということは考えました。■LINEでラクラク『スマートねんが』年賀状も様々な変化を遂げていて、年賀状を簡単に送る『スマートねんが』というのも注目されています。通話アプリ『LINE』を使ったはがき不要の『スマートねんが』、作り方は簡単です。【スマート年賀の作成方法】▼日本郵便のLINEアカウントから、「スマートねんが」にアクセス▼販売されているパック(300円~)を購入▼動画や音声、動くスタンプなども付けることが可能▼表面に宛名を入れて完成コメンテーター 松尾依里佳:「いいですね。動画ってまだいただいたことないんですけど、年賀状の紙面をLINEでいただくこともやっぱり多くなってきてるので。動画を作ってやってみようかなと思いますね」恵俊彰:新年の挨拶は、いろいろ形が変わっていくんでしょうね。(ひるおび 2022年12月5日放送より)
日本郵便の年賀状の発行枚数は、38億枚を超えていた2010年度から年々減少し、2022年には約16億4000万枚と、この10年で半分程に減っています。
▼SNSなどのインターネットの普及▼高齢者の「終活」の広がり▼個人情報で学校・職場で住所録が配られなくなる
などが、背景にあるということです。発行枚数からも見て取れるように、『年賀状自体送らない』という人も多く出てきています。
年賀状の実態調査では、「直近3年以内に年賀状を出したことがありますか?」という質問に対し「出した」が66%、「出していない」が34%という回答に。
恵俊彰:子どもたちはクラスメイト同士でとかになるんでしょうけど、親の付き合いとか仕事上の(年賀状交換)はもうなくしていきます、みたいなことが増えているような気がします。
コメンテーター 松尾依里佳:「私、年賀状大好き人間で、毎年200枚ぐらい出してるんですよ。でもやっぱりそれでもデジタル化の進みが早いので、逆にお出しして返信のお気遣いをいただくのがご迷惑かなと思って、早くに届いた方と“きっとお返事だな”っていう方と(チェックを)付けるようになって、ご迷惑そうな方にはちょっと考えようかなと思うようになりました。」
今、新たな流れとして増えてきているのが、『年賀状じまい』という考え方です。「年賀状じまい」とは、年賀状の送付終了を伝えること。
手紙文化振興協会のむらかみかずこ代表理事によりますと、もし伝えるのであれば「できれば年内に相手に伝えるのが親切」ということです。年内は無理!という人も多いと思いますので、年内が難しければ年賀状に「翌年から辞める」ことを伝える内容を書いたり、寒中見舞いを出すなどして伝えてください。
年賀状じまいには、特に決まった文言はありません。文章の流れとしては、
【年賀状じまい 文章の流れ】新年のあいさつ感謝の言葉年賀状じまいの言葉末尾に改めて、お礼の言葉
ただ一つ入れておきたいのが、「年賀状じまい」の理由です。「高齢であること」「退職して年数が過ぎたこと」など、“こういう状況のため、もう年賀状を出すことをやめます”という言葉を添えます。印刷でもOKですが、余白に一言手書きをするとより気持ちが伝わるのでは、という事です。ただ、年賀状をやめても付き合いが終わるわけではないので「今後もまだ付き合いの程よろしくお願いします」「SNSで連絡します」など一言添えたりもお忘れなく。
弁護士 八代英輝:僕は何年か前に「年賀状のやり取りは今年で最後にさせていただきます」とお送りして、業務としては控えるようにしているんです。ずっと何百枚も何千枚も送ってた時代があったんですけど、「自分の年賀状が届くまでどれくらいのCO2排出してるんだろう?ということを考えると、やっぱり大切な文化ではあったかもしれませんけれども、控えていこうかなということは考えました。
年賀状も様々な変化を遂げていて、年賀状を簡単に送る『スマートねんが』というのも注目されています。通話アプリ『LINE』を使ったはがき不要の『スマートねんが』、作り方は簡単です。
【スマート年賀の作成方法】▼日本郵便のLINEアカウントから、「スマートねんが」にアクセス▼販売されているパック(300円~)を購入▼動画や音声、動くスタンプなども付けることが可能▼表面に宛名を入れて完成
コメンテーター 松尾依里佳:「いいですね。動画ってまだいただいたことないんですけど、年賀状の紙面をLINEでいただくこともやっぱり多くなってきてるので。動画を作ってやってみようかなと思いますね」
恵俊彰:新年の挨拶は、いろいろ形が変わっていくんでしょうね。