1日午前、盛岡市上堂で「刃物を持った男が逃走した」という通報があり、岩手県警盛岡西署が強盗未遂事件として捜査したが、目撃者の見間違いだったことが分かった。
捜査員が急行し、規制線の中で鑑識作業を行うなど現場は騒然としたが、防犯カメラの映像などから事件ではないと判断された。
同署によると、通報は刃物のようなものを持った上下黒い服の男性が「金を出せ」と女性を脅し、断られて逃走したという内容。だが、女性は大声を出して近づいてきた男性を怖がっていただけで、目撃者が勘違いして通報したという。
同署が防犯カメラなどで男性を特定して調べた結果、腰に工具を着けていたが、刃物は所持していなかった。