8日、安倍元総理の国葬を巡る閉会中審査が開かれ、岸田文雄総理大臣は「国際的な弔意に対して、適切だと判断した」と改めて正当性を強調しました。
自民党・盛山正仁衆議院議員:「今回の国葬の費用は過去の内閣自民党合同葬等と比べて、適切なものであるのか?」
岸田総理:「2.49億円とされるこの会場費や設営費など、国葬儀そのものの実施に必要な経費ということでありますが、過去の様々な行事との比較においても、妥当な水準であると、政府としては考えております」
そんななか、思わぬ場所に、その余波が広がっていました。
フラワー華実・岩崎由実代表:「(Q.白い菊はいくらですか?)今450円くらいです。去年ですと300円くらいで手に入りましたけど」
猛暑による生育不良や肥料などが高騰したことを受け、菊が例年になく値上がりしています。
この菊が、今月27日に予定されている安倍元総理の国葬に向けた準備のため、さらに値上がりする可能性があるというのです。
国葬前日の26日までは、秋の彼岸ですが…。
岩崎代表:「国葬の準備のために皆さん花を咲かせなきゃいけないので、今から市場に出ないように止めて、皆さんストックしていると思います。値段も影響あると思いますし、大体手に入らないと思います」