国の持続化給付金を騙し取ったとして逮捕された愛知県の男ら2人が、不正受給の指南をした際、給付金100万円のうち9割以上を報酬などとして受け取っていたとみられることが分かりました。  

大東竜也容疑者(20)と溝口拳容疑者(22)は他の者と共謀の上、受給資格がないにもかかわらず、持続化給付金100万円を不正に受給した疑いで逮捕され、20日朝送検。  

2人は不正受給を希望する若者に指南をしていたが、受給した100万円のうち大東容疑者は90万円を報酬として受け取り、溝口容疑者は申請者に分け前を与えず全額受け取っていたことが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。  

2人はあわせて十数人に不正受給を指南したとみられ、警察が調べている。