デジタル大臣、内閣府特命担当大臣、国家公務員制度担当大臣を兼務する河野太郎氏が20日、東京・内幸町の日本記者クラブで会見を行い、今後の公務員制度改革について語った。
国家公務員制度改革に携わるのはこれで3度目となる河野氏だが、近年は優秀な人材が国家公務員を目指さず、すでにいる人材も外部流出する時代となっている。国の土台となるべき国家公務員が危機にさらされているが、河野氏は「霞が関は崩壊が始まっている。この前も狆来のエース瓩噺世錣譴討い真佑『辞める』とあいさつに来た。優秀な人材をいかにつなぎ止めるか、いかに採用するか」と課題を挙げたうえで「バラエティーに富んだ人材を採用できるようにしたい」と語った。
その後も、国家公務員制度改革について「かなりしっかりやらないといけない」と危機感を募らせた河野氏は、霞が関の猗鷯鐚韻焚甬遶瓩砲盡正擇靴拭
「ちょっと前まで、霞が関は残業代がないのが当たり前で、民間なら手が後ろに回るようなことをしてきた。それで残業代を払えと言ったら払うようになった。とにかく霞が関をホワイトにしないといけない。せっかく能力がある人が安い給与だと分かって来てくれてるんだから、やってよかったと思える仕事をしてもらいたい」
デジタル大臣として期待されている河野氏だが、沈没しかけている日本を救える優秀な人材を集めるという重大な任務にも力を入れるつもりのようだ。