「国対の会議は朝9時からですが、進次郎はいつも15分前には来ています。ソファに座って黙って新聞を読んだりしていて、全然目立たない」(自民党国対関係者)
最近、小泉進次郎・元環境大臣の姿が見えない。今の役職は裏方中の裏方、自民党国対副委員長だ。地味な党務ポストに自ら志願して就いたため、「閣僚になって実力不足を実感したのだろう。殊勝なことだ」と評価する声も党内では少なくない。
しかし、本当の理由は別にある。自民党閣僚経験者が言う。
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「後ろ盾である菅(義偉前総理)さんの今後が怪しくなったからですよ。あれだけ盛んに言われた『菅グループ』含みの勉強会も一転して取りやめることになった。少なくとも当分、菅さんが政局の表舞台に立つことはなさそうです」意外とヒマ?進次郎氏は、前回の総裁選で菅氏とともに河野太郎デジタル相(当時は行政改革相)を支援し、非主流派に転落した。菅氏復権の暁には右腕として活躍するつもりだったが、目算が崩れたのだ。「さすがの進次郎も観念し、党務で汗をかくことにした。岸田総理に表面上は服従しつつ、少しずつ自前の勢力を作る方向に舵を切ったのです」(前出・自民党閣僚経験者) 国対内部でも仕事の少ない進次郎氏は「国会期間中も暇で、飲み会を入れられる。今のうちに人脈を作ろうと狙っているのでしょう」(前出・国対関係者)ともいわれる。どん底から這い上がり、「進次郎派」を立ち上げる日は来るのだろうか。「週刊現代」2022年10月15・22日号より
「後ろ盾である菅(義偉前総理)さんの今後が怪しくなったからですよ。あれだけ盛んに言われた『菅グループ』含みの勉強会も一転して取りやめることになった。少なくとも当分、菅さんが政局の表舞台に立つことはなさそうです」
進次郎氏は、前回の総裁選で菅氏とともに河野太郎デジタル相(当時は行政改革相)を支援し、非主流派に転落した。菅氏復権の暁には右腕として活躍するつもりだったが、目算が崩れたのだ。
「さすがの進次郎も観念し、党務で汗をかくことにした。岸田総理に表面上は服従しつつ、少しずつ自前の勢力を作る方向に舵を切ったのです」(前出・自民党閣僚経験者)
国対内部でも仕事の少ない進次郎氏は「国会期間中も暇で、飲み会を入れられる。今のうちに人脈を作ろうと狙っているのでしょう」(前出・国対関係者)ともいわれる。どん底から這い上がり、「進次郎派」を立ち上げる日は来るのだろうか。「週刊現代」2022年10月15・22日号より
国対内部でも仕事の少ない進次郎氏は「国会期間中も暇で、飲み会を入れられる。今のうちに人脈を作ろうと狙っているのでしょう」(前出・国対関係者)ともいわれる。どん底から這い上がり、「進次郎派」を立ち上げる日は来るのだろうか。
「週刊現代」2022年10月15・22日号より