旧統一教会による被害をめぐっては、多額の献金や霊感商法のほかに、人生や家庭を滅茶苦茶にされた合同結婚式の問題もあります。かつて合同結婚式に参加した元信者たちが報道特集の取材に対し、結婚や教団の実態について語りました。【写真を見る】元信者女性5人が語る「合同結婚式は最大の目標」その実態とは…「野菜の競りみたいだなって」「葛藤なかったのが恐ろしい」【報道特集】■合同結婚式は「祝福」「信者たちの最大の目標」韓国で合同結婚式を挙げた元信者の女性たち。1人を除き、4人が顔を出して取材に応じた。80年代後半から90年代にかけて、知り合いからの紹介や街頭で勧誘を受けて入信したという。
膳場貴子キャスター「(旧統一教会の信者は)自分の判断で取材を受けたりはできないんですか」一同「できない」「できない」88年の合同結婚式に参加した 元信者・洋子さん「統一教会を否定する、悪く言うのは皆サタンなんですよ。私も(教団の)中にいるときはそう思っていたので。自分がやめていなかったら、今もここ(信者たちのなか)にいるんだなって思いますね。スタッフの人は良い人だし、その間に悩みとか講義の内容の復習的な話とか繰り返し聞かされているので、なんかすごい話っていう風に信じ込ませられる」入信後、信者たちの最大の目標になるのが、合同結婚式だという。元信者・洋子さん「合同結婚式は祝福って言われるんですけど、それを受けないと本当の意味で天国に入れないっていう教えをその後に学んでいく。それ(祝福)を受けることが目標になってくる。最終的には祝福を受けたいっていう、そういう頭になってくる」膳場キャスター「(結婚相手の)希望はあるかどうかとかいう確認はされるんですか?」元信者・洋子さん「日本人は、韓国を占領していた時期が歴史的にあったので、信者は基本的にそれが日本の最大の罪というか、そういう教育を入り口の時点で(頭に)入れられている。韓国人に嫁ぐというのは、王子様が、犬を、捨てられたような犬を、お嫁にするような立場で、本当に光栄なんだっていうような話をされました」■式の参加費140万円のため…「霊感商法」に注力王子様と一緒になるためには…膳場キャスター「その合同結婚式への参加費用っていうのはかかるんですか?」元信者・洋子さん「140万円だったと思います」合同結婚式に参加するため、高価な壺や絵画などを売りつける霊感商法に一層、力を注いだという。元信者・洋子さん「印鑑とか、そういうものを霊感商法のトークをして売りつけるんですけど、売り上げた金額が、実績として献金に加算されていく。そこのトータルで140万円を達成できるかどうか」膳場キャスター「ノルマみたいな形で課されていたということですよね?」元信者・洋子さん「そうですね、でも全部それ(献金)が文鮮明お父様のところに行くという認識はあったと思います」 合同結婚式の参加費には日韓で大きな差が。報道特集が入手した、韓国人向けの「合同結婚式」のマニュアルでは、基本料金は日本人のよりも安い200万ウォン、日本円にして20万円とされていた。■「野菜の競りみたい」「全然タイプじゃない」合同結婚式の実態とは?日本人信者が合同結婚式に参加するために韓国に到着すると…88年の合同結婚式に参加 元信者・妙子さん「飛行機を降りたら『このバスに乗って』と、合同結婚式の会場まで行って、私がそこで感じたのは、野菜の競りみたいだなと思って。前で私の相手の人が、誰々と名前を出して、それぞれ『ハイ』と言って、そこに行く」元信者・洋子さん「韓国の相手の人の顔とか雰囲気を見たときに、全然タイプじゃなかったので。えーって正直、思いましたよ。でもこの人は私の選ばれた相対者だから、そういう気持ちは持っちゃいけない、持っちゃいけないっていう感じで。でも正直、葛藤していました。だから、私なんかはまだいい方だったと思うんですけど、もっとなんていうか、得体の知れないような人だったり…」膳場キャスター「得体の知れないというのは、例えばどういうこと?」元信者・洋子さん「本当に色々な人がいらっしゃるから、すごい高齢の方が相手だったりとか…」 当時の教団の教義では、30歳にならないと配偶者と同居できず、性交渉も禁じられている。そのため30歳未満の日本人妻の多くは、一旦日本に帰国し、その間に脱会する人もいる。5人の元信者も帰国したときに、脱会、離婚している。韓国の「合同結婚式」マニュアルに掲載されていた写真がある。同居ができない韓国人男性が、結婚相手に会うために日本を訪れたときのものだ。不安解消のためだろうか。教団はこうした2泊3日のツアーなどを実施していた。■「このまま殺されるのかな…」暴力的な行為受けたケースも韓国人の夫に暴力的な行為を受けたケースもあった。92年に合同結婚式に参加 元信者・きょうこさん「相手の方はすぐに、祝福イコール結婚っていう風に考えていますから、『いつになったら来るんだ』っていうことで、やっぱり電話はしょっちゅう掛かってきますし。仕事を定着して持っている人じゃなかったので、私に対してお金の無心をしてくるようになりました。そのイライラがすごく募ったみたいで相手が、(会ったときに)家に帰る道すがら、すごく怒って首をがっと絞められて。もうこのまま殺されるのかなって思って…」膳場キャスター「逃げ出すとか、反撃するとかではなく?」元信者・きょうこさん「全然なくて。たとえ首を絞められても叩かれても怒られても、そういうことを乗り越えればそれだけ救われるという風に思いますから」元信者・洋子さん「やっぱり性的なアプローチというか、要求、当たり前だろうみたいな、半分強姦されるような人たちがいて。なんとかそれを避けようとするんだけど『どうしようもないのよ』と言っていた人もいて…」■相手は“信者でない”ケースも多数「結婚する手段に過ぎなかった」日本人の妻を迎える夫には、信者でない人が多かったという。膳場キャスター「男性は信者じゃないっていうケースが少なくない、結構あるものなんですね?」一同「ほとんどですかね、多分…ほとんどやと思います」 教団が韓国で配っているとされるビラには、こんな記載が…「結婚相手を選ぶのに悩んでいる未婚の男女」「婚期を逃して自暴自棄になっている方」「気軽に今すぐ電話して下さい」ビラには「統一教会」や「合同結婚式」という文字はなく、結婚相談所の勧誘と見間違えるほどだ。こうしたビラを見て安易に入会、結婚する韓国人男性が相次いでいるという。日本人の元信者たちも、合同結婚式は韓国人男性にとって結婚する手段に過ぎなかったと証言する。元信者・葉子さん「(元夫は)兄弟が3人か4人いたんですけど、その人(元夫)だけが結婚はできなかったみたいで。やっぱりお嫁さんがいなかったからっていうことなのかなっていうふうに思ったんですけど」■牛舎で寝る生活も…「葛藤がなかったのが恐ろしい」95年の合同結婚式に参加 元信者・優子さん「道を山の中に入っていって、どこかこの辺やと思うんですけど、ソウルからは1時間高速バスで1時間ですか。ものすごい山の中でした」元信者の優子さんは、韓国人の元夫と3か月間、同居した経験がある。家は、夫の兄の家族が住む農家で2人はそこに居候する形で暮らしたという。元信者・優子さん「居候のようなもので、畑も田んぼも、牛の世話も多分お兄さんがやってた仕事やと思うんですね。(夫は)それを手伝ってるっていうような感じで、本人が一体何の仕事を生業にして生活しているのかちょっとよくわからない。夜寝るときだけは、こっちに行って生活は全部ここで…」膳場キャスター「牛舎で寝ていたんですか?」元信者・優子さん「そうなんです。そうなんですよね、牛舎をね。家族が多かったんですよ元々が。兄夫婦にお母さんに子供たち、7人ぐらいいたので」膳場キャスター「牛もいたんじゃないんですか?」元信者・優子さん「牛は、扉を開けたらいました。そうですね、結構いい臭いで…」1995年に撮影された写真は、日本人妻が嫁いだ韓国の農村部を写したものだ。傷んだ家に、屋外には風呂や洗濯桶も。今も貧しい農村で数多くの日本人妻が暮らしていると思われる。膳場キャスター「家庭を持てと言われても、その人に愛情を持って接するのも難しい、いきなり言われても難しいと思うんですけれどもそういう葛藤とかっていうのは感じどうしたか?」元信者・優子さん「いや、多分葛藤がなかったのが、今から考えると恐ろしいなって。なんか不思議だと思う。今から考えて自分も不思議で仕方がないんですけど。いや普通に考えてよくあんなことできたなって思ってしまって。もう今となっては笑うしかない」
旧統一教会による被害をめぐっては、多額の献金や霊感商法のほかに、人生や家庭を滅茶苦茶にされた合同結婚式の問題もあります。かつて合同結婚式に参加した元信者たちが報道特集の取材に対し、結婚や教団の実態について語りました。
【写真を見る】元信者女性5人が語る「合同結婚式は最大の目標」その実態とは…「野菜の競りみたいだなって」「葛藤なかったのが恐ろしい」【報道特集】■合同結婚式は「祝福」「信者たちの最大の目標」韓国で合同結婚式を挙げた元信者の女性たち。1人を除き、4人が顔を出して取材に応じた。80年代後半から90年代にかけて、知り合いからの紹介や街頭で勧誘を受けて入信したという。
膳場貴子キャスター「(旧統一教会の信者は)自分の判断で取材を受けたりはできないんですか」一同「できない」「できない」88年の合同結婚式に参加した 元信者・洋子さん「統一教会を否定する、悪く言うのは皆サタンなんですよ。私も(教団の)中にいるときはそう思っていたので。自分がやめていなかったら、今もここ(信者たちのなか)にいるんだなって思いますね。スタッフの人は良い人だし、その間に悩みとか講義の内容の復習的な話とか繰り返し聞かされているので、なんかすごい話っていう風に信じ込ませられる」入信後、信者たちの最大の目標になるのが、合同結婚式だという。元信者・洋子さん「合同結婚式は祝福って言われるんですけど、それを受けないと本当の意味で天国に入れないっていう教えをその後に学んでいく。それ(祝福)を受けることが目標になってくる。最終的には祝福を受けたいっていう、そういう頭になってくる」膳場キャスター「(結婚相手の)希望はあるかどうかとかいう確認はされるんですか?」元信者・洋子さん「日本人は、韓国を占領していた時期が歴史的にあったので、信者は基本的にそれが日本の最大の罪というか、そういう教育を入り口の時点で(頭に)入れられている。韓国人に嫁ぐというのは、王子様が、犬を、捨てられたような犬を、お嫁にするような立場で、本当に光栄なんだっていうような話をされました」■式の参加費140万円のため…「霊感商法」に注力王子様と一緒になるためには…膳場キャスター「その合同結婚式への参加費用っていうのはかかるんですか?」元信者・洋子さん「140万円だったと思います」合同結婚式に参加するため、高価な壺や絵画などを売りつける霊感商法に一層、力を注いだという。元信者・洋子さん「印鑑とか、そういうものを霊感商法のトークをして売りつけるんですけど、売り上げた金額が、実績として献金に加算されていく。そこのトータルで140万円を達成できるかどうか」膳場キャスター「ノルマみたいな形で課されていたということですよね?」元信者・洋子さん「そうですね、でも全部それ(献金)が文鮮明お父様のところに行くという認識はあったと思います」 合同結婚式の参加費には日韓で大きな差が。報道特集が入手した、韓国人向けの「合同結婚式」のマニュアルでは、基本料金は日本人のよりも安い200万ウォン、日本円にして20万円とされていた。■「野菜の競りみたい」「全然タイプじゃない」合同結婚式の実態とは?日本人信者が合同結婚式に参加するために韓国に到着すると…88年の合同結婚式に参加 元信者・妙子さん「飛行機を降りたら『このバスに乗って』と、合同結婚式の会場まで行って、私がそこで感じたのは、野菜の競りみたいだなと思って。前で私の相手の人が、誰々と名前を出して、それぞれ『ハイ』と言って、そこに行く」元信者・洋子さん「韓国の相手の人の顔とか雰囲気を見たときに、全然タイプじゃなかったので。えーって正直、思いましたよ。でもこの人は私の選ばれた相対者だから、そういう気持ちは持っちゃいけない、持っちゃいけないっていう感じで。でも正直、葛藤していました。だから、私なんかはまだいい方だったと思うんですけど、もっとなんていうか、得体の知れないような人だったり…」膳場キャスター「得体の知れないというのは、例えばどういうこと?」元信者・洋子さん「本当に色々な人がいらっしゃるから、すごい高齢の方が相手だったりとか…」 当時の教団の教義では、30歳にならないと配偶者と同居できず、性交渉も禁じられている。そのため30歳未満の日本人妻の多くは、一旦日本に帰国し、その間に脱会する人もいる。5人の元信者も帰国したときに、脱会、離婚している。韓国の「合同結婚式」マニュアルに掲載されていた写真がある。同居ができない韓国人男性が、結婚相手に会うために日本を訪れたときのものだ。不安解消のためだろうか。教団はこうした2泊3日のツアーなどを実施していた。■「このまま殺されるのかな…」暴力的な行為受けたケースも韓国人の夫に暴力的な行為を受けたケースもあった。92年に合同結婚式に参加 元信者・きょうこさん「相手の方はすぐに、祝福イコール結婚っていう風に考えていますから、『いつになったら来るんだ』っていうことで、やっぱり電話はしょっちゅう掛かってきますし。仕事を定着して持っている人じゃなかったので、私に対してお金の無心をしてくるようになりました。そのイライラがすごく募ったみたいで相手が、(会ったときに)家に帰る道すがら、すごく怒って首をがっと絞められて。もうこのまま殺されるのかなって思って…」膳場キャスター「逃げ出すとか、反撃するとかではなく?」元信者・きょうこさん「全然なくて。たとえ首を絞められても叩かれても怒られても、そういうことを乗り越えればそれだけ救われるという風に思いますから」元信者・洋子さん「やっぱり性的なアプローチというか、要求、当たり前だろうみたいな、半分強姦されるような人たちがいて。なんとかそれを避けようとするんだけど『どうしようもないのよ』と言っていた人もいて…」■相手は“信者でない”ケースも多数「結婚する手段に過ぎなかった」日本人の妻を迎える夫には、信者でない人が多かったという。膳場キャスター「男性は信者じゃないっていうケースが少なくない、結構あるものなんですね?」一同「ほとんどですかね、多分…ほとんどやと思います」 教団が韓国で配っているとされるビラには、こんな記載が…「結婚相手を選ぶのに悩んでいる未婚の男女」「婚期を逃して自暴自棄になっている方」「気軽に今すぐ電話して下さい」ビラには「統一教会」や「合同結婚式」という文字はなく、結婚相談所の勧誘と見間違えるほどだ。こうしたビラを見て安易に入会、結婚する韓国人男性が相次いでいるという。日本人の元信者たちも、合同結婚式は韓国人男性にとって結婚する手段に過ぎなかったと証言する。元信者・葉子さん「(元夫は)兄弟が3人か4人いたんですけど、その人(元夫)だけが結婚はできなかったみたいで。やっぱりお嫁さんがいなかったからっていうことなのかなっていうふうに思ったんですけど」■牛舎で寝る生活も…「葛藤がなかったのが恐ろしい」95年の合同結婚式に参加 元信者・優子さん「道を山の中に入っていって、どこかこの辺やと思うんですけど、ソウルからは1時間高速バスで1時間ですか。ものすごい山の中でした」元信者の優子さんは、韓国人の元夫と3か月間、同居した経験がある。家は、夫の兄の家族が住む農家で2人はそこに居候する形で暮らしたという。元信者・優子さん「居候のようなもので、畑も田んぼも、牛の世話も多分お兄さんがやってた仕事やと思うんですね。(夫は)それを手伝ってるっていうような感じで、本人が一体何の仕事を生業にして生活しているのかちょっとよくわからない。夜寝るときだけは、こっちに行って生活は全部ここで…」膳場キャスター「牛舎で寝ていたんですか?」元信者・優子さん「そうなんです。そうなんですよね、牛舎をね。家族が多かったんですよ元々が。兄夫婦にお母さんに子供たち、7人ぐらいいたので」膳場キャスター「牛もいたんじゃないんですか?」元信者・優子さん「牛は、扉を開けたらいました。そうですね、結構いい臭いで…」1995年に撮影された写真は、日本人妻が嫁いだ韓国の農村部を写したものだ。傷んだ家に、屋外には風呂や洗濯桶も。今も貧しい農村で数多くの日本人妻が暮らしていると思われる。膳場キャスター「家庭を持てと言われても、その人に愛情を持って接するのも難しい、いきなり言われても難しいと思うんですけれどもそういう葛藤とかっていうのは感じどうしたか?」元信者・優子さん「いや、多分葛藤がなかったのが、今から考えると恐ろしいなって。なんか不思議だと思う。今から考えて自分も不思議で仕方がないんですけど。いや普通に考えてよくあんなことできたなって思ってしまって。もう今となっては笑うしかない」
韓国で合同結婚式を挙げた元信者の女性たち。1人を除き、4人が顔を出して取材に応じた。80年代後半から90年代にかけて、知り合いからの紹介や街頭で勧誘を受けて入信したという。
膳場貴子キャスター「(旧統一教会の信者は)自分の判断で取材を受けたりはできないんですか」
一同「できない」「できない」
88年の合同結婚式に参加した 元信者・洋子さん「統一教会を否定する、悪く言うのは皆サタンなんですよ。私も(教団の)中にいるときはそう思っていたので。自分がやめていなかったら、今もここ(信者たちのなか)にいるんだなって思いますね。スタッフの人は良い人だし、その間に悩みとか講義の内容の復習的な話とか繰り返し聞かされているので、なんかすごい話っていう風に信じ込ませられる」
入信後、信者たちの最大の目標になるのが、合同結婚式だという。
元信者・洋子さん「合同結婚式は祝福って言われるんですけど、それを受けないと本当の意味で天国に入れないっていう教えをその後に学んでいく。それ(祝福)を受けることが目標になってくる。最終的には祝福を受けたいっていう、そういう頭になってくる」膳場キャスター「(結婚相手の)希望はあるかどうかとかいう確認はされるんですか?」元信者・洋子さん「日本人は、韓国を占領していた時期が歴史的にあったので、信者は基本的にそれが日本の最大の罪というか、そういう教育を入り口の時点で(頭に)入れられている。韓国人に嫁ぐというのは、王子様が、犬を、捨てられたような犬を、お嫁にするような立場で、本当に光栄なんだっていうような話をされました」■式の参加費140万円のため…「霊感商法」に注力王子様と一緒になるためには…膳場キャスター「その合同結婚式への参加費用っていうのはかかるんですか?」元信者・洋子さん「140万円だったと思います」合同結婚式に参加するため、高価な壺や絵画などを売りつける霊感商法に一層、力を注いだという。元信者・洋子さん「印鑑とか、そういうものを霊感商法のトークをして売りつけるんですけど、売り上げた金額が、実績として献金に加算されていく。そこのトータルで140万円を達成できるかどうか」膳場キャスター「ノルマみたいな形で課されていたということですよね?」元信者・洋子さん「そうですね、でも全部それ(献金)が文鮮明お父様のところに行くという認識はあったと思います」 合同結婚式の参加費には日韓で大きな差が。報道特集が入手した、韓国人向けの「合同結婚式」のマニュアルでは、基本料金は日本人のよりも安い200万ウォン、日本円にして20万円とされていた。■「野菜の競りみたい」「全然タイプじゃない」合同結婚式の実態とは?日本人信者が合同結婚式に参加するために韓国に到着すると…88年の合同結婚式に参加 元信者・妙子さん「飛行機を降りたら『このバスに乗って』と、合同結婚式の会場まで行って、私がそこで感じたのは、野菜の競りみたいだなと思って。前で私の相手の人が、誰々と名前を出して、それぞれ『ハイ』と言って、そこに行く」元信者・洋子さん「韓国の相手の人の顔とか雰囲気を見たときに、全然タイプじゃなかったので。えーって正直、思いましたよ。でもこの人は私の選ばれた相対者だから、そういう気持ちは持っちゃいけない、持っちゃいけないっていう感じで。でも正直、葛藤していました。だから、私なんかはまだいい方だったと思うんですけど、もっとなんていうか、得体の知れないような人だったり…」膳場キャスター「得体の知れないというのは、例えばどういうこと?」元信者・洋子さん「本当に色々な人がいらっしゃるから、すごい高齢の方が相手だったりとか…」 当時の教団の教義では、30歳にならないと配偶者と同居できず、性交渉も禁じられている。そのため30歳未満の日本人妻の多くは、一旦日本に帰国し、その間に脱会する人もいる。5人の元信者も帰国したときに、脱会、離婚している。韓国の「合同結婚式」マニュアルに掲載されていた写真がある。同居ができない韓国人男性が、結婚相手に会うために日本を訪れたときのものだ。不安解消のためだろうか。教団はこうした2泊3日のツアーなどを実施していた。■「このまま殺されるのかな…」暴力的な行為受けたケースも韓国人の夫に暴力的な行為を受けたケースもあった。92年に合同結婚式に参加 元信者・きょうこさん「相手の方はすぐに、祝福イコール結婚っていう風に考えていますから、『いつになったら来るんだ』っていうことで、やっぱり電話はしょっちゅう掛かってきますし。仕事を定着して持っている人じゃなかったので、私に対してお金の無心をしてくるようになりました。そのイライラがすごく募ったみたいで相手が、(会ったときに)家に帰る道すがら、すごく怒って首をがっと絞められて。もうこのまま殺されるのかなって思って…」膳場キャスター「逃げ出すとか、反撃するとかではなく?」元信者・きょうこさん「全然なくて。たとえ首を絞められても叩かれても怒られても、そういうことを乗り越えればそれだけ救われるという風に思いますから」元信者・洋子さん「やっぱり性的なアプローチというか、要求、当たり前だろうみたいな、半分強姦されるような人たちがいて。なんとかそれを避けようとするんだけど『どうしようもないのよ』と言っていた人もいて…」■相手は“信者でない”ケースも多数「結婚する手段に過ぎなかった」日本人の妻を迎える夫には、信者でない人が多かったという。膳場キャスター「男性は信者じゃないっていうケースが少なくない、結構あるものなんですね?」一同「ほとんどですかね、多分…ほとんどやと思います」 教団が韓国で配っているとされるビラには、こんな記載が…「結婚相手を選ぶのに悩んでいる未婚の男女」「婚期を逃して自暴自棄になっている方」「気軽に今すぐ電話して下さい」ビラには「統一教会」や「合同結婚式」という文字はなく、結婚相談所の勧誘と見間違えるほどだ。こうしたビラを見て安易に入会、結婚する韓国人男性が相次いでいるという。日本人の元信者たちも、合同結婚式は韓国人男性にとって結婚する手段に過ぎなかったと証言する。元信者・葉子さん「(元夫は)兄弟が3人か4人いたんですけど、その人(元夫)だけが結婚はできなかったみたいで。やっぱりお嫁さんがいなかったからっていうことなのかなっていうふうに思ったんですけど」■牛舎で寝る生活も…「葛藤がなかったのが恐ろしい」95年の合同結婚式に参加 元信者・優子さん「道を山の中に入っていって、どこかこの辺やと思うんですけど、ソウルからは1時間高速バスで1時間ですか。ものすごい山の中でした」元信者の優子さんは、韓国人の元夫と3か月間、同居した経験がある。家は、夫の兄の家族が住む農家で2人はそこに居候する形で暮らしたという。元信者・優子さん「居候のようなもので、畑も田んぼも、牛の世話も多分お兄さんがやってた仕事やと思うんですね。(夫は)それを手伝ってるっていうような感じで、本人が一体何の仕事を生業にして生活しているのかちょっとよくわからない。夜寝るときだけは、こっちに行って生活は全部ここで…」膳場キャスター「牛舎で寝ていたんですか?」元信者・優子さん「そうなんです。そうなんですよね、牛舎をね。家族が多かったんですよ元々が。兄夫婦にお母さんに子供たち、7人ぐらいいたので」膳場キャスター「牛もいたんじゃないんですか?」元信者・優子さん「牛は、扉を開けたらいました。そうですね、結構いい臭いで…」1995年に撮影された写真は、日本人妻が嫁いだ韓国の農村部を写したものだ。傷んだ家に、屋外には風呂や洗濯桶も。今も貧しい農村で数多くの日本人妻が暮らしていると思われる。膳場キャスター「家庭を持てと言われても、その人に愛情を持って接するのも難しい、いきなり言われても難しいと思うんですけれどもそういう葛藤とかっていうのは感じどうしたか?」元信者・優子さん「いや、多分葛藤がなかったのが、今から考えると恐ろしいなって。なんか不思議だと思う。今から考えて自分も不思議で仕方がないんですけど。いや普通に考えてよくあんなことできたなって思ってしまって。もう今となっては笑うしかない」
元信者・洋子さん「合同結婚式は祝福って言われるんですけど、それを受けないと本当の意味で天国に入れないっていう教えをその後に学んでいく。それ(祝福)を受けることが目標になってくる。最終的には祝福を受けたいっていう、そういう頭になってくる」
膳場キャスター「(結婚相手の)希望はあるかどうかとかいう確認はされるんですか?」
元信者・洋子さん「日本人は、韓国を占領していた時期が歴史的にあったので、信者は基本的にそれが日本の最大の罪というか、そういう教育を入り口の時点で(頭に)入れられている。韓国人に嫁ぐというのは、王子様が、犬を、捨てられたような犬を、お嫁にするような立場で、本当に光栄なんだっていうような話をされました」
王子様と一緒になるためには…
膳場キャスター「その合同結婚式への参加費用っていうのはかかるんですか?」
元信者・洋子さん「140万円だったと思います」
合同結婚式に参加するため、高価な壺や絵画などを売りつける霊感商法に一層、力を注いだという。
元信者・洋子さん「印鑑とか、そういうものを霊感商法のトークをして売りつけるんですけど、売り上げた金額が、実績として献金に加算されていく。そこのトータルで140万円を達成できるかどうか」膳場キャスター「ノルマみたいな形で課されていたということですよね?」元信者・洋子さん「そうですね、でも全部それ(献金)が文鮮明お父様のところに行くという認識はあったと思います」 合同結婚式の参加費には日韓で大きな差が。報道特集が入手した、韓国人向けの「合同結婚式」のマニュアルでは、基本料金は日本人のよりも安い200万ウォン、日本円にして20万円とされていた。■「野菜の競りみたい」「全然タイプじゃない」合同結婚式の実態とは?日本人信者が合同結婚式に参加するために韓国に到着すると…88年の合同結婚式に参加 元信者・妙子さん「飛行機を降りたら『このバスに乗って』と、合同結婚式の会場まで行って、私がそこで感じたのは、野菜の競りみたいだなと思って。前で私の相手の人が、誰々と名前を出して、それぞれ『ハイ』と言って、そこに行く」元信者・洋子さん「韓国の相手の人の顔とか雰囲気を見たときに、全然タイプじゃなかったので。えーって正直、思いましたよ。でもこの人は私の選ばれた相対者だから、そういう気持ちは持っちゃいけない、持っちゃいけないっていう感じで。でも正直、葛藤していました。だから、私なんかはまだいい方だったと思うんですけど、もっとなんていうか、得体の知れないような人だったり…」膳場キャスター「得体の知れないというのは、例えばどういうこと?」元信者・洋子さん「本当に色々な人がいらっしゃるから、すごい高齢の方が相手だったりとか…」 当時の教団の教義では、30歳にならないと配偶者と同居できず、性交渉も禁じられている。そのため30歳未満の日本人妻の多くは、一旦日本に帰国し、その間に脱会する人もいる。5人の元信者も帰国したときに、脱会、離婚している。韓国の「合同結婚式」マニュアルに掲載されていた写真がある。同居ができない韓国人男性が、結婚相手に会うために日本を訪れたときのものだ。不安解消のためだろうか。教団はこうした2泊3日のツアーなどを実施していた。■「このまま殺されるのかな…」暴力的な行為受けたケースも韓国人の夫に暴力的な行為を受けたケースもあった。92年に合同結婚式に参加 元信者・きょうこさん「相手の方はすぐに、祝福イコール結婚っていう風に考えていますから、『いつになったら来るんだ』っていうことで、やっぱり電話はしょっちゅう掛かってきますし。仕事を定着して持っている人じゃなかったので、私に対してお金の無心をしてくるようになりました。そのイライラがすごく募ったみたいで相手が、(会ったときに)家に帰る道すがら、すごく怒って首をがっと絞められて。もうこのまま殺されるのかなって思って…」膳場キャスター「逃げ出すとか、反撃するとかではなく?」元信者・きょうこさん「全然なくて。たとえ首を絞められても叩かれても怒られても、そういうことを乗り越えればそれだけ救われるという風に思いますから」元信者・洋子さん「やっぱり性的なアプローチというか、要求、当たり前だろうみたいな、半分強姦されるような人たちがいて。なんとかそれを避けようとするんだけど『どうしようもないのよ』と言っていた人もいて…」■相手は“信者でない”ケースも多数「結婚する手段に過ぎなかった」日本人の妻を迎える夫には、信者でない人が多かったという。膳場キャスター「男性は信者じゃないっていうケースが少なくない、結構あるものなんですね?」一同「ほとんどですかね、多分…ほとんどやと思います」 教団が韓国で配っているとされるビラには、こんな記載が…「結婚相手を選ぶのに悩んでいる未婚の男女」「婚期を逃して自暴自棄になっている方」「気軽に今すぐ電話して下さい」ビラには「統一教会」や「合同結婚式」という文字はなく、結婚相談所の勧誘と見間違えるほどだ。こうしたビラを見て安易に入会、結婚する韓国人男性が相次いでいるという。日本人の元信者たちも、合同結婚式は韓国人男性にとって結婚する手段に過ぎなかったと証言する。元信者・葉子さん「(元夫は)兄弟が3人か4人いたんですけど、その人(元夫)だけが結婚はできなかったみたいで。やっぱりお嫁さんがいなかったからっていうことなのかなっていうふうに思ったんですけど」■牛舎で寝る生活も…「葛藤がなかったのが恐ろしい」95年の合同結婚式に参加 元信者・優子さん「道を山の中に入っていって、どこかこの辺やと思うんですけど、ソウルからは1時間高速バスで1時間ですか。ものすごい山の中でした」元信者の優子さんは、韓国人の元夫と3か月間、同居した経験がある。家は、夫の兄の家族が住む農家で2人はそこに居候する形で暮らしたという。元信者・優子さん「居候のようなもので、畑も田んぼも、牛の世話も多分お兄さんがやってた仕事やと思うんですね。(夫は)それを手伝ってるっていうような感じで、本人が一体何の仕事を生業にして生活しているのかちょっとよくわからない。夜寝るときだけは、こっちに行って生活は全部ここで…」膳場キャスター「牛舎で寝ていたんですか?」元信者・優子さん「そうなんです。そうなんですよね、牛舎をね。家族が多かったんですよ元々が。兄夫婦にお母さんに子供たち、7人ぐらいいたので」膳場キャスター「牛もいたんじゃないんですか?」元信者・優子さん「牛は、扉を開けたらいました。そうですね、結構いい臭いで…」1995年に撮影された写真は、日本人妻が嫁いだ韓国の農村部を写したものだ。傷んだ家に、屋外には風呂や洗濯桶も。今も貧しい農村で数多くの日本人妻が暮らしていると思われる。膳場キャスター「家庭を持てと言われても、その人に愛情を持って接するのも難しい、いきなり言われても難しいと思うんですけれどもそういう葛藤とかっていうのは感じどうしたか?」元信者・優子さん「いや、多分葛藤がなかったのが、今から考えると恐ろしいなって。なんか不思議だと思う。今から考えて自分も不思議で仕方がないんですけど。いや普通に考えてよくあんなことできたなって思ってしまって。もう今となっては笑うしかない」
元信者・洋子さん「印鑑とか、そういうものを霊感商法のトークをして売りつけるんですけど、売り上げた金額が、実績として献金に加算されていく。そこのトータルで140万円を達成できるかどうか」
膳場キャスター「ノルマみたいな形で課されていたということですよね?」
元信者・洋子さん「そうですね、でも全部それ(献金)が文鮮明お父様のところに行くという認識はあったと思います」
合同結婚式の参加費には日韓で大きな差が。
報道特集が入手した、韓国人向けの「合同結婚式」のマニュアルでは、基本料金は日本人のよりも安い200万ウォン、日本円にして20万円とされていた。
日本人信者が合同結婚式に参加するために韓国に到着すると…
88年の合同結婚式に参加 元信者・妙子さん「飛行機を降りたら『このバスに乗って』と、合同結婚式の会場まで行って、私がそこで感じたのは、野菜の競りみたいだなと思って。前で私の相手の人が、誰々と名前を出して、それぞれ『ハイ』と言って、そこに行く」
元信者・洋子さん「韓国の相手の人の顔とか雰囲気を見たときに、全然タイプじゃなかったので。えーって正直、思いましたよ。でもこの人は私の選ばれた相対者だから、そういう気持ちは持っちゃいけない、持っちゃいけないっていう感じで。でも正直、葛藤していました。だから、私なんかはまだいい方だったと思うんですけど、もっとなんていうか、得体の知れないような人だったり…」
膳場キャスター「得体の知れないというのは、例えばどういうこと?」
元信者・洋子さん「本当に色々な人がいらっしゃるから、すごい高齢の方が相手だったりとか…」 当時の教団の教義では、30歳にならないと配偶者と同居できず、性交渉も禁じられている。そのため30歳未満の日本人妻の多くは、一旦日本に帰国し、その間に脱会する人もいる。5人の元信者も帰国したときに、脱会、離婚している。
韓国の「合同結婚式」マニュアルに掲載されていた写真がある。同居ができない韓国人男性が、結婚相手に会うために日本を訪れたときのものだ。不安解消のためだろうか。教団はこうした2泊3日のツアーなどを実施していた。
韓国人の夫に暴力的な行為を受けたケースもあった。
92年に合同結婚式に参加 元信者・きょうこさん「相手の方はすぐに、祝福イコール結婚っていう風に考えていますから、『いつになったら来るんだ』っていうことで、やっぱり電話はしょっちゅう掛かってきますし。仕事を定着して持っている人じゃなかったので、私に対してお金の無心をしてくるようになりました。そのイライラがすごく募ったみたいで相手が、(会ったときに)家に帰る道すがら、すごく怒って首をがっと絞められて。もうこのまま殺されるのかなって思って…」
膳場キャスター「逃げ出すとか、反撃するとかではなく?」
元信者・きょうこさん「全然なくて。たとえ首を絞められても叩かれても怒られても、そういうことを乗り越えればそれだけ救われるという風に思いますから」
元信者・洋子さん「やっぱり性的なアプローチというか、要求、当たり前だろうみたいな、半分強姦されるような人たちがいて。なんとかそれを避けようとするんだけど『どうしようもないのよ』と言っていた人もいて…」
日本人の妻を迎える夫には、信者でない人が多かったという。
膳場キャスター「男性は信者じゃないっていうケースが少なくない、結構あるものなんですね?」
一同「ほとんどですかね、多分…ほとんどやと思います」
教団が韓国で配っているとされるビラには、こんな記載が…
「結婚相手を選ぶのに悩んでいる未婚の男女」「婚期を逃して自暴自棄になっている方」「気軽に今すぐ電話して下さい」
ビラには「統一教会」や「合同結婚式」という文字はなく、結婚相談所の勧誘と見間違えるほどだ。こうしたビラを見て安易に入会、結婚する韓国人男性が相次いでいるという。
日本人の元信者たちも、合同結婚式は韓国人男性にとって結婚する手段に過ぎなかったと証言する。
元信者・葉子さん「(元夫は)兄弟が3人か4人いたんですけど、その人(元夫)だけが結婚はできなかったみたいで。やっぱりお嫁さんがいなかったからっていうことなのかなっていうふうに思ったんですけど」
95年の合同結婚式に参加 元信者・優子さん「道を山の中に入っていって、どこかこの辺やと思うんですけど、ソウルからは1時間高速バスで1時間ですか。ものすごい山の中でした」
元信者の優子さんは、韓国人の元夫と3か月間、同居した経験がある。家は、夫の兄の家族が住む農家で2人はそこに居候する形で暮らしたという。
元信者・優子さん「居候のようなもので、畑も田んぼも、牛の世話も多分お兄さんがやってた仕事やと思うんですね。(夫は)それを手伝ってるっていうような感じで、本人が一体何の仕事を生業にして生活しているのかちょっとよくわからない。夜寝るときだけは、こっちに行って生活は全部ここで…」
膳場キャスター「牛舎で寝ていたんですか?」
元信者・優子さん「そうなんです。そうなんですよね、牛舎をね。家族が多かったんですよ元々が。兄夫婦にお母さんに子供たち、7人ぐらいいたので」
膳場キャスター「牛もいたんじゃないんですか?」
元信者・優子さん「牛は、扉を開けたらいました。そうですね、結構いい臭いで…」
1995年に撮影された写真は、日本人妻が嫁いだ韓国の農村部を写したものだ。傷んだ家に、屋外には風呂や洗濯桶も。今も貧しい農村で数多くの日本人妻が暮らしていると思われる。
膳場キャスター「家庭を持てと言われても、その人に愛情を持って接するのも難しい、いきなり言われても難しいと思うんですけれどもそういう葛藤とかっていうのは感じどうしたか?」