年末に向けて、慌ただしさが増してくるこの時期。「そろそろ大掃除しなきゃ……」とお悩みの方も多いはず。
【画像】茶色く変色した「ごみ屋敷の換気扇」もピカピカに…お掃除職人・きよきよさんのプロの技を見る(全7枚) お掃除職人・きよきよさんは、ハウスクリーニング、ビル清掃などを手掛けて35年の掃除のプロ。2016年に開設したYouTubeチャンネル「お掃除職人きよきよ」は、登録者数26万人、総再生回数2400万回を超えるほど注目を集めています。 そんなきよきよさんに、大掃除に役立つ、キッチンの換気扇とガスコンロ・五徳掃除のコツをお聞きしました。

お掃除職人・きよきよさん。手に持っているのはキッチンの換気扇フィルター(本人提供)◆◆◆アルカリ性洗剤×中性洗剤で換気扇をピカピカに キッチンで毎日使う換気扇は、調理中に出た油を含んだ空気を吸い込むため、その汚れが蓄積され、べとべとになりがちです。でも、日常的に掃除している人は少ないのではないでしょうか。「ドラム式換気扇は、内部に羽がついた円形のファン(シロッコファン)がついていて、ここの汚れを放置しておくと、空気を吸い込む力が低下してしまいます」と、きよきよさんは言います。 そこで、キッチン換気扇のシロッコファンを効率的に掃除する方法を教わりました。用意するアイテムは、以下の3つ。〈・アルカリ性洗剤(粉末タイプ)・中性洗剤(食器用洗剤など)・割り箸、使い古しの歯ブラシ〉 ポイントは「中性洗剤のチョイ足し」とのこと。では、手順を詳しく見ていきます。油汚れにアルカリ性洗剤が有効なワケ(1)シロッコファンを外す 換気扇の電源を切り、レンジフードを外します。ファンの前についているリング型のカバーもねじをゆるめて外します。さらにシロッコファンの中心にあるつまみをゆるめて外し、ファンを引っ張り出します。(2)シロッコファンをアルカリ性洗浄液に浸ける バケツに60℃程度のお湯を入れ、酸性の油汚れを中和させるアルカリ性洗剤を使用量の目安通りに入れて混ぜます。 こびりついた汚れを落とすには、その性質に合わせた洗剤を使い、汚れを中和してゆるめるのがコツ。つまり、酸性とアルカリ性の化学反応によって互いの性質を打ち消し、汚れを中和して落としやすくするのだと、きよきよさんは言います。 アルカリ性洗剤は、お湯に溶けやすい粉末タイプがおすすめです。「キュキュットつけおき粉末」など、ドラッグストアで購入できます。 さらに中性洗剤を少々加えて、シロッコファンを30分~1時間ほどつけ置きします。あらかじめ取り除ける油汚れやホコリは割り箸でこそげ落としてから洗浄液につけるのがポイントです。 なぜ中性洗剤をチョイ足しするのでしょう? きよきよさん曰く、「ファンから溶け出た油汚れがバケツやシロッコファンに再付着するのを防ぐためです」。(3)換気扇周辺の清掃 シロッコファンをつけ置きしている時間を利用して、シロッコファンの下にたまった油をキッチンペーパーなどですくい取ります。ゴキブリの温床になることも…「シロッコファンの下にたまった“油風呂”は、ゴキブリの温床になりやすいところです。毎日料理をするご家庭なら、1~2僂呂燭泙辰討い襪海箸多いので、定期的に油を取り除く習慣をつけることをおすすめします」(きよきよさん) 換気扇の外側やレンジフード周辺も拭き掃除します。100円均一でも手に入るアルカリ性洗剤の入った掃除シートを活用すると手軽です。(4)つけ置きしていたシロッコファンをすすぐ 30分~1時間ほど経ったら、洗浄液に浸けておいたシロッコファンの汚れを使い古しの歯ブラシなどでこすり落とします。まだ汚れが残っている場合は、もう一度新たに洗浄液をつくり、つけ置きします。「シロッコファンを洗浄液に浸けておく時間は長い方が効果的ですが、30分~1時間ほど経っても汚れの落ちが悪いようなら、そのままつけておくよりも、洗浄液をつくり直し、もう一度つけ置きした方がよく落ちます」(同前) 油汚れがとれたシロッコファンは、しっかり乾燥させて、ふたたび換気扇内部にとりつけます。せっかくきれいにしたら、その状態を維持したいところですが、そのコツは?「シロッコファンの清掃が終わったら、レンジフードに使い捨ての不織布フィルターを貼っておくと、油汚れから換気扇を保護してくれます。フィルターは汚れる前に取り替えるのがコツ。2ヵ月に1回は交換するくらいがよいと思います」と、きよきよさんは言います。アルコールのチョイ足しで、五徳のコゲつきがスッキリ コンロの汚れで手強いのは、五徳やその周辺にこびりついた油汚れや吹きこぼれのあとです。「そんな油汚れやコゲつきは、“熱とアルコール”でするりと落ちます」と、きよきよさん。五徳の掃除方法も教えていただきました。用意するのは、次の6つです。〈・重曹・アルカリ性洗剤(スプレータイプ)・中性洗剤(食器用洗剤)・アルコール消毒液・フライパン(使い古したものでOK)・使い古しの歯ブラシ、金タワシなど〉 掃除の手順は、以下の3ステップです。(1)フライパンで五徳を煮る フライパンに五徳、水と重曹(水1Lに大さじ2~3杯程度が目安)を入れ、中性洗剤を少々加えて沸騰させます。しばらく煮たら火を止め、そのまま一晩放置します。「重曹水は沸騰させるとアルカリ性が高まります。水温があがってくると、泡がブクブク出てきますが、そこで火を止めず、必ず沸騰させてください」(同前) 一晩置いたら五徳を取り出し、汚れが残っていたら使い古しの歯ブラシや金タワシでこすり落とします。それでも汚れが落ち切らない場合は、もう一度同じ工程を繰り返します。アルコールをチョイ足しする理由(2)五徳周辺の清掃 五徳をつけ置きしている間に、五徳の周辺を拭き掃除します。スプレータイプのアルカリ性洗剤と消毒用アルコールを吹きかけて30分ほど放置してから、拭き取ります。洗剤が乾きそうになったら、洗剤とアルコールを再度吹きかけ、表面が乾かないように保ちます。 なぜ、消毒用アルコールをチョイ足しするのでしょう?「アルカリ性洗剤にアルコールをチョイ足しすると、汚れへの洗剤の浸透度が増して、早く汚れが落ちます。アルコールがないと表面から汚れにジワジワ入っていくので時間がかかってしまうんです。コロナ禍で大量購入して消費期限間近な消毒用アルコールがたくさんあるという方もいると思いますので、大掃除でぜひ活用してください」(同前)(3)きれいになった五徳をすすぐ きれいになった五徳をフライパンから取り出し、しっかり水洗いします。「きれいになった五徳は、魚グリルのように“使ったら洗う”習慣をつけておくと汚れが常態化しません。毎回洗う必要はありませんが、時々洗うだけで、きれいが長持ちしますよ」(同前)換気扇掃除に適した季節は? プロの視点からみると、キッチンのように油汚れが多い場所の清掃は、本当は夏に掃除するのがベストだそうです。「とくに手間のかかる換気扇は、冬より夏にやったほうが圧倒的に楽です。気温の高い夏は、油がゆるくなっているので、拭き取るのにも力がいりません。寒い冬は油が固まってしまうので、ガリガリ削らないといけませんから」(同前) 汚れの性質に合った洗剤を選び、ちょっとしたコツを知ることで、がんこな油汚れもピカピカに。きよきよさんのアドバイス通り、来年は夏にしっかりお手入れをしておけば、年末の大掃除がグンと楽になりそうです。(相澤 洋美)
お掃除職人・きよきよさんは、ハウスクリーニング、ビル清掃などを手掛けて35年の掃除のプロ。2016年に開設したYouTubeチャンネル「お掃除職人きよきよ」は、登録者数26万人、総再生回数2400万回を超えるほど注目を集めています。
そんなきよきよさんに、大掃除に役立つ、キッチンの換気扇とガスコンロ・五徳掃除のコツをお聞きしました。
お掃除職人・きよきよさん。手に持っているのはキッチンの換気扇フィルター(本人提供)
◆◆◆
キッチンで毎日使う換気扇は、調理中に出た油を含んだ空気を吸い込むため、その汚れが蓄積され、べとべとになりがちです。でも、日常的に掃除している人は少ないのではないでしょうか。
「ドラム式換気扇は、内部に羽がついた円形のファン(シロッコファン)がついていて、ここの汚れを放置しておくと、空気を吸い込む力が低下してしまいます」と、きよきよさんは言います。
そこで、キッチン換気扇のシロッコファンを効率的に掃除する方法を教わりました。用意するアイテムは、以下の3つ。〈・アルカリ性洗剤(粉末タイプ)・中性洗剤(食器用洗剤など)・割り箸、使い古しの歯ブラシ〉 ポイントは「中性洗剤のチョイ足し」とのこと。では、手順を詳しく見ていきます。油汚れにアルカリ性洗剤が有効なワケ(1)シロッコファンを外す 換気扇の電源を切り、レンジフードを外します。ファンの前についているリング型のカバーもねじをゆるめて外します。さらにシロッコファンの中心にあるつまみをゆるめて外し、ファンを引っ張り出します。(2)シロッコファンをアルカリ性洗浄液に浸ける バケツに60℃程度のお湯を入れ、酸性の油汚れを中和させるアルカリ性洗剤を使用量の目安通りに入れて混ぜます。 こびりついた汚れを落とすには、その性質に合わせた洗剤を使い、汚れを中和してゆるめるのがコツ。つまり、酸性とアルカリ性の化学反応によって互いの性質を打ち消し、汚れを中和して落としやすくするのだと、きよきよさんは言います。 アルカリ性洗剤は、お湯に溶けやすい粉末タイプがおすすめです。「キュキュットつけおき粉末」など、ドラッグストアで購入できます。 さらに中性洗剤を少々加えて、シロッコファンを30分~1時間ほどつけ置きします。あらかじめ取り除ける油汚れやホコリは割り箸でこそげ落としてから洗浄液につけるのがポイントです。 なぜ中性洗剤をチョイ足しするのでしょう? きよきよさん曰く、「ファンから溶け出た油汚れがバケツやシロッコファンに再付着するのを防ぐためです」。(3)換気扇周辺の清掃 シロッコファンをつけ置きしている時間を利用して、シロッコファンの下にたまった油をキッチンペーパーなどですくい取ります。ゴキブリの温床になることも…「シロッコファンの下にたまった“油風呂”は、ゴキブリの温床になりやすいところです。毎日料理をするご家庭なら、1~2僂呂燭泙辰討い襪海箸多いので、定期的に油を取り除く習慣をつけることをおすすめします」(きよきよさん) 換気扇の外側やレンジフード周辺も拭き掃除します。100円均一でも手に入るアルカリ性洗剤の入った掃除シートを活用すると手軽です。(4)つけ置きしていたシロッコファンをすすぐ 30分~1時間ほど経ったら、洗浄液に浸けておいたシロッコファンの汚れを使い古しの歯ブラシなどでこすり落とします。まだ汚れが残っている場合は、もう一度新たに洗浄液をつくり、つけ置きします。「シロッコファンを洗浄液に浸けておく時間は長い方が効果的ですが、30分~1時間ほど経っても汚れの落ちが悪いようなら、そのままつけておくよりも、洗浄液をつくり直し、もう一度つけ置きした方がよく落ちます」(同前) 油汚れがとれたシロッコファンは、しっかり乾燥させて、ふたたび換気扇内部にとりつけます。せっかくきれいにしたら、その状態を維持したいところですが、そのコツは?「シロッコファンの清掃が終わったら、レンジフードに使い捨ての不織布フィルターを貼っておくと、油汚れから換気扇を保護してくれます。フィルターは汚れる前に取り替えるのがコツ。2ヵ月に1回は交換するくらいがよいと思います」と、きよきよさんは言います。アルコールのチョイ足しで、五徳のコゲつきがスッキリ コンロの汚れで手強いのは、五徳やその周辺にこびりついた油汚れや吹きこぼれのあとです。「そんな油汚れやコゲつきは、“熱とアルコール”でするりと落ちます」と、きよきよさん。五徳の掃除方法も教えていただきました。用意するのは、次の6つです。〈・重曹・アルカリ性洗剤(スプレータイプ)・中性洗剤(食器用洗剤)・アルコール消毒液・フライパン(使い古したものでOK)・使い古しの歯ブラシ、金タワシなど〉 掃除の手順は、以下の3ステップです。(1)フライパンで五徳を煮る フライパンに五徳、水と重曹(水1Lに大さじ2~3杯程度が目安)を入れ、中性洗剤を少々加えて沸騰させます。しばらく煮たら火を止め、そのまま一晩放置します。「重曹水は沸騰させるとアルカリ性が高まります。水温があがってくると、泡がブクブク出てきますが、そこで火を止めず、必ず沸騰させてください」(同前) 一晩置いたら五徳を取り出し、汚れが残っていたら使い古しの歯ブラシや金タワシでこすり落とします。それでも汚れが落ち切らない場合は、もう一度同じ工程を繰り返します。アルコールをチョイ足しする理由(2)五徳周辺の清掃 五徳をつけ置きしている間に、五徳の周辺を拭き掃除します。スプレータイプのアルカリ性洗剤と消毒用アルコールを吹きかけて30分ほど放置してから、拭き取ります。洗剤が乾きそうになったら、洗剤とアルコールを再度吹きかけ、表面が乾かないように保ちます。 なぜ、消毒用アルコールをチョイ足しするのでしょう?「アルカリ性洗剤にアルコールをチョイ足しすると、汚れへの洗剤の浸透度が増して、早く汚れが落ちます。アルコールがないと表面から汚れにジワジワ入っていくので時間がかかってしまうんです。コロナ禍で大量購入して消費期限間近な消毒用アルコールがたくさんあるという方もいると思いますので、大掃除でぜひ活用してください」(同前)(3)きれいになった五徳をすすぐ きれいになった五徳をフライパンから取り出し、しっかり水洗いします。「きれいになった五徳は、魚グリルのように“使ったら洗う”習慣をつけておくと汚れが常態化しません。毎回洗う必要はありませんが、時々洗うだけで、きれいが長持ちしますよ」(同前)換気扇掃除に適した季節は? プロの視点からみると、キッチンのように油汚れが多い場所の清掃は、本当は夏に掃除するのがベストだそうです。「とくに手間のかかる換気扇は、冬より夏にやったほうが圧倒的に楽です。気温の高い夏は、油がゆるくなっているので、拭き取るのにも力がいりません。寒い冬は油が固まってしまうので、ガリガリ削らないといけませんから」(同前) 汚れの性質に合った洗剤を選び、ちょっとしたコツを知ることで、がんこな油汚れもピカピカに。きよきよさんのアドバイス通り、来年は夏にしっかりお手入れをしておけば、年末の大掃除がグンと楽になりそうです。(相澤 洋美)
そこで、キッチン換気扇のシロッコファンを効率的に掃除する方法を教わりました。用意するアイテムは、以下の3つ。
〈・アルカリ性洗剤(粉末タイプ)・中性洗剤(食器用洗剤など)・割り箸、使い古しの歯ブラシ〉
ポイントは「中性洗剤のチョイ足し」とのこと。では、手順を詳しく見ていきます。
(1)シロッコファンを外す
換気扇の電源を切り、レンジフードを外します。ファンの前についているリング型のカバーもねじをゆるめて外します。さらにシロッコファンの中心にあるつまみをゆるめて外し、ファンを引っ張り出します。
(2)シロッコファンをアルカリ性洗浄液に浸ける
バケツに60℃程度のお湯を入れ、酸性の油汚れを中和させるアルカリ性洗剤を使用量の目安通りに入れて混ぜます。
こびりついた汚れを落とすには、その性質に合わせた洗剤を使い、汚れを中和してゆるめるのがコツ。つまり、酸性とアルカリ性の化学反応によって互いの性質を打ち消し、汚れを中和して落としやすくするのだと、きよきよさんは言います。
アルカリ性洗剤は、お湯に溶けやすい粉末タイプがおすすめです。「キュキュットつけおき粉末」など、ドラッグストアで購入できます。
さらに中性洗剤を少々加えて、シロッコファンを30分~1時間ほどつけ置きします。あらかじめ取り除ける油汚れやホコリは割り箸でこそげ落としてから洗浄液につけるのがポイントです。
なぜ中性洗剤をチョイ足しするのでしょう? きよきよさん曰く、「ファンから溶け出た油汚れがバケツやシロッコファンに再付着するのを防ぐためです」。
(3)換気扇周辺の清掃
シロッコファンをつけ置きしている時間を利用して、シロッコファンの下にたまった油をキッチンペーパーなどですくい取ります。
ゴキブリの温床になることも…「シロッコファンの下にたまった“油風呂”は、ゴキブリの温床になりやすいところです。毎日料理をするご家庭なら、1~2僂呂燭泙辰討い襪海箸多いので、定期的に油を取り除く習慣をつけることをおすすめします」(きよきよさん) 換気扇の外側やレンジフード周辺も拭き掃除します。100円均一でも手に入るアルカリ性洗剤の入った掃除シートを活用すると手軽です。(4)つけ置きしていたシロッコファンをすすぐ 30分~1時間ほど経ったら、洗浄液に浸けておいたシロッコファンの汚れを使い古しの歯ブラシなどでこすり落とします。まだ汚れが残っている場合は、もう一度新たに洗浄液をつくり、つけ置きします。「シロッコファンを洗浄液に浸けておく時間は長い方が効果的ですが、30分~1時間ほど経っても汚れの落ちが悪いようなら、そのままつけておくよりも、洗浄液をつくり直し、もう一度つけ置きした方がよく落ちます」(同前) 油汚れがとれたシロッコファンは、しっかり乾燥させて、ふたたび換気扇内部にとりつけます。せっかくきれいにしたら、その状態を維持したいところですが、そのコツは?「シロッコファンの清掃が終わったら、レンジフードに使い捨ての不織布フィルターを貼っておくと、油汚れから換気扇を保護してくれます。フィルターは汚れる前に取り替えるのがコツ。2ヵ月に1回は交換するくらいがよいと思います」と、きよきよさんは言います。アルコールのチョイ足しで、五徳のコゲつきがスッキリ コンロの汚れで手強いのは、五徳やその周辺にこびりついた油汚れや吹きこぼれのあとです。「そんな油汚れやコゲつきは、“熱とアルコール”でするりと落ちます」と、きよきよさん。五徳の掃除方法も教えていただきました。用意するのは、次の6つです。〈・重曹・アルカリ性洗剤(スプレータイプ)・中性洗剤(食器用洗剤)・アルコール消毒液・フライパン(使い古したものでOK)・使い古しの歯ブラシ、金タワシなど〉 掃除の手順は、以下の3ステップです。(1)フライパンで五徳を煮る フライパンに五徳、水と重曹(水1Lに大さじ2~3杯程度が目安)を入れ、中性洗剤を少々加えて沸騰させます。しばらく煮たら火を止め、そのまま一晩放置します。「重曹水は沸騰させるとアルカリ性が高まります。水温があがってくると、泡がブクブク出てきますが、そこで火を止めず、必ず沸騰させてください」(同前) 一晩置いたら五徳を取り出し、汚れが残っていたら使い古しの歯ブラシや金タワシでこすり落とします。それでも汚れが落ち切らない場合は、もう一度同じ工程を繰り返します。アルコールをチョイ足しする理由(2)五徳周辺の清掃 五徳をつけ置きしている間に、五徳の周辺を拭き掃除します。スプレータイプのアルカリ性洗剤と消毒用アルコールを吹きかけて30分ほど放置してから、拭き取ります。洗剤が乾きそうになったら、洗剤とアルコールを再度吹きかけ、表面が乾かないように保ちます。 なぜ、消毒用アルコールをチョイ足しするのでしょう?「アルカリ性洗剤にアルコールをチョイ足しすると、汚れへの洗剤の浸透度が増して、早く汚れが落ちます。アルコールがないと表面から汚れにジワジワ入っていくので時間がかかってしまうんです。コロナ禍で大量購入して消費期限間近な消毒用アルコールがたくさんあるという方もいると思いますので、大掃除でぜひ活用してください」(同前)(3)きれいになった五徳をすすぐ きれいになった五徳をフライパンから取り出し、しっかり水洗いします。「きれいになった五徳は、魚グリルのように“使ったら洗う”習慣をつけておくと汚れが常態化しません。毎回洗う必要はありませんが、時々洗うだけで、きれいが長持ちしますよ」(同前)換気扇掃除に適した季節は? プロの視点からみると、キッチンのように油汚れが多い場所の清掃は、本当は夏に掃除するのがベストだそうです。「とくに手間のかかる換気扇は、冬より夏にやったほうが圧倒的に楽です。気温の高い夏は、油がゆるくなっているので、拭き取るのにも力がいりません。寒い冬は油が固まってしまうので、ガリガリ削らないといけませんから」(同前) 汚れの性質に合った洗剤を選び、ちょっとしたコツを知ることで、がんこな油汚れもピカピカに。きよきよさんのアドバイス通り、来年は夏にしっかりお手入れをしておけば、年末の大掃除がグンと楽になりそうです。(相澤 洋美)
「シロッコファンの下にたまった“油風呂”は、ゴキブリの温床になりやすいところです。毎日料理をするご家庭なら、1~2僂呂燭泙辰討い襪海箸多いので、定期的に油を取り除く習慣をつけることをおすすめします」(きよきよさん)
換気扇の外側やレンジフード周辺も拭き掃除します。100円均一でも手に入るアルカリ性洗剤の入った掃除シートを活用すると手軽です。
(4)つけ置きしていたシロッコファンをすすぐ
30分~1時間ほど経ったら、洗浄液に浸けておいたシロッコファンの汚れを使い古しの歯ブラシなどでこすり落とします。まだ汚れが残っている場合は、もう一度新たに洗浄液をつくり、つけ置きします。
「シロッコファンを洗浄液に浸けておく時間は長い方が効果的ですが、30分~1時間ほど経っても汚れの落ちが悪いようなら、そのままつけておくよりも、洗浄液をつくり直し、もう一度つけ置きした方がよく落ちます」(同前)
油汚れがとれたシロッコファンは、しっかり乾燥させて、ふたたび換気扇内部にとりつけます。せっかくきれいにしたら、その状態を維持したいところですが、そのコツは?「シロッコファンの清掃が終わったら、レンジフードに使い捨ての不織布フィルターを貼っておくと、油汚れから換気扇を保護してくれます。フィルターは汚れる前に取り替えるのがコツ。2ヵ月に1回は交換するくらいがよいと思います」と、きよきよさんは言います。アルコールのチョイ足しで、五徳のコゲつきがスッキリ コンロの汚れで手強いのは、五徳やその周辺にこびりついた油汚れや吹きこぼれのあとです。「そんな油汚れやコゲつきは、“熱とアルコール”でするりと落ちます」と、きよきよさん。五徳の掃除方法も教えていただきました。用意するのは、次の6つです。〈・重曹・アルカリ性洗剤(スプレータイプ)・中性洗剤(食器用洗剤)・アルコール消毒液・フライパン(使い古したものでOK)・使い古しの歯ブラシ、金タワシなど〉 掃除の手順は、以下の3ステップです。(1)フライパンで五徳を煮る フライパンに五徳、水と重曹(水1Lに大さじ2~3杯程度が目安)を入れ、中性洗剤を少々加えて沸騰させます。しばらく煮たら火を止め、そのまま一晩放置します。「重曹水は沸騰させるとアルカリ性が高まります。水温があがってくると、泡がブクブク出てきますが、そこで火を止めず、必ず沸騰させてください」(同前) 一晩置いたら五徳を取り出し、汚れが残っていたら使い古しの歯ブラシや金タワシでこすり落とします。それでも汚れが落ち切らない場合は、もう一度同じ工程を繰り返します。アルコールをチョイ足しする理由(2)五徳周辺の清掃 五徳をつけ置きしている間に、五徳の周辺を拭き掃除します。スプレータイプのアルカリ性洗剤と消毒用アルコールを吹きかけて30分ほど放置してから、拭き取ります。洗剤が乾きそうになったら、洗剤とアルコールを再度吹きかけ、表面が乾かないように保ちます。 なぜ、消毒用アルコールをチョイ足しするのでしょう?「アルカリ性洗剤にアルコールをチョイ足しすると、汚れへの洗剤の浸透度が増して、早く汚れが落ちます。アルコールがないと表面から汚れにジワジワ入っていくので時間がかかってしまうんです。コロナ禍で大量購入して消費期限間近な消毒用アルコールがたくさんあるという方もいると思いますので、大掃除でぜひ活用してください」(同前)(3)きれいになった五徳をすすぐ きれいになった五徳をフライパンから取り出し、しっかり水洗いします。「きれいになった五徳は、魚グリルのように“使ったら洗う”習慣をつけておくと汚れが常態化しません。毎回洗う必要はありませんが、時々洗うだけで、きれいが長持ちしますよ」(同前)換気扇掃除に適した季節は? プロの視点からみると、キッチンのように油汚れが多い場所の清掃は、本当は夏に掃除するのがベストだそうです。「とくに手間のかかる換気扇は、冬より夏にやったほうが圧倒的に楽です。気温の高い夏は、油がゆるくなっているので、拭き取るのにも力がいりません。寒い冬は油が固まってしまうので、ガリガリ削らないといけませんから」(同前) 汚れの性質に合った洗剤を選び、ちょっとしたコツを知ることで、がんこな油汚れもピカピカに。きよきよさんのアドバイス通り、来年は夏にしっかりお手入れをしておけば、年末の大掃除がグンと楽になりそうです。(相澤 洋美)
油汚れがとれたシロッコファンは、しっかり乾燥させて、ふたたび換気扇内部にとりつけます。せっかくきれいにしたら、その状態を維持したいところですが、そのコツは?
「シロッコファンの清掃が終わったら、レンジフードに使い捨ての不織布フィルターを貼っておくと、油汚れから換気扇を保護してくれます。フィルターは汚れる前に取り替えるのがコツ。2ヵ月に1回は交換するくらいがよいと思います」と、きよきよさんは言います。
コンロの汚れで手強いのは、五徳やその周辺にこびりついた油汚れや吹きこぼれのあとです。
「そんな油汚れやコゲつきは、“熱とアルコール”でするりと落ちます」と、きよきよさん。五徳の掃除方法も教えていただきました。用意するのは、次の6つです。
〈・重曹・アルカリ性洗剤(スプレータイプ)・中性洗剤(食器用洗剤)・アルコール消毒液・フライパン(使い古したものでOK)・使い古しの歯ブラシ、金タワシなど〉 掃除の手順は、以下の3ステップです。(1)フライパンで五徳を煮る フライパンに五徳、水と重曹(水1Lに大さじ2~3杯程度が目安)を入れ、中性洗剤を少々加えて沸騰させます。しばらく煮たら火を止め、そのまま一晩放置します。「重曹水は沸騰させるとアルカリ性が高まります。水温があがってくると、泡がブクブク出てきますが、そこで火を止めず、必ず沸騰させてください」(同前) 一晩置いたら五徳を取り出し、汚れが残っていたら使い古しの歯ブラシや金タワシでこすり落とします。それでも汚れが落ち切らない場合は、もう一度同じ工程を繰り返します。アルコールをチョイ足しする理由(2)五徳周辺の清掃 五徳をつけ置きしている間に、五徳の周辺を拭き掃除します。スプレータイプのアルカリ性洗剤と消毒用アルコールを吹きかけて30分ほど放置してから、拭き取ります。洗剤が乾きそうになったら、洗剤とアルコールを再度吹きかけ、表面が乾かないように保ちます。 なぜ、消毒用アルコールをチョイ足しするのでしょう?「アルカリ性洗剤にアルコールをチョイ足しすると、汚れへの洗剤の浸透度が増して、早く汚れが落ちます。アルコールがないと表面から汚れにジワジワ入っていくので時間がかかってしまうんです。コロナ禍で大量購入して消費期限間近な消毒用アルコールがたくさんあるという方もいると思いますので、大掃除でぜひ活用してください」(同前)(3)きれいになった五徳をすすぐ きれいになった五徳をフライパンから取り出し、しっかり水洗いします。「きれいになった五徳は、魚グリルのように“使ったら洗う”習慣をつけておくと汚れが常態化しません。毎回洗う必要はありませんが、時々洗うだけで、きれいが長持ちしますよ」(同前)換気扇掃除に適した季節は? プロの視点からみると、キッチンのように油汚れが多い場所の清掃は、本当は夏に掃除するのがベストだそうです。「とくに手間のかかる換気扇は、冬より夏にやったほうが圧倒的に楽です。気温の高い夏は、油がゆるくなっているので、拭き取るのにも力がいりません。寒い冬は油が固まってしまうので、ガリガリ削らないといけませんから」(同前) 汚れの性質に合った洗剤を選び、ちょっとしたコツを知ることで、がんこな油汚れもピカピカに。きよきよさんのアドバイス通り、来年は夏にしっかりお手入れをしておけば、年末の大掃除がグンと楽になりそうです。(相澤 洋美)
〈・重曹・アルカリ性洗剤(スプレータイプ)・中性洗剤(食器用洗剤)・アルコール消毒液・フライパン(使い古したものでOK)・使い古しの歯ブラシ、金タワシなど〉
掃除の手順は、以下の3ステップです。
(1)フライパンで五徳を煮る
フライパンに五徳、水と重曹(水1Lに大さじ2~3杯程度が目安)を入れ、中性洗剤を少々加えて沸騰させます。しばらく煮たら火を止め、そのまま一晩放置します。
「重曹水は沸騰させるとアルカリ性が高まります。水温があがってくると、泡がブクブク出てきますが、そこで火を止めず、必ず沸騰させてください」(同前)
一晩置いたら五徳を取り出し、汚れが残っていたら使い古しの歯ブラシや金タワシでこすり落とします。それでも汚れが落ち切らない場合は、もう一度同じ工程を繰り返します。
(2)五徳周辺の清掃
五徳をつけ置きしている間に、五徳の周辺を拭き掃除します。スプレータイプのアルカリ性洗剤と消毒用アルコールを吹きかけて30分ほど放置してから、拭き取ります。洗剤が乾きそうになったら、洗剤とアルコールを再度吹きかけ、表面が乾かないように保ちます。
なぜ、消毒用アルコールをチョイ足しするのでしょう?
「アルカリ性洗剤にアルコールをチョイ足しすると、汚れへの洗剤の浸透度が増して、早く汚れが落ちます。アルコールがないと表面から汚れにジワジワ入っていくので時間がかかってしまうんです。コロナ禍で大量購入して消費期限間近な消毒用アルコールがたくさんあるという方もいると思いますので、大掃除でぜひ活用してください」(同前)
(3)きれいになった五徳をすすぐ きれいになった五徳をフライパンから取り出し、しっかり水洗いします。「きれいになった五徳は、魚グリルのように“使ったら洗う”習慣をつけておくと汚れが常態化しません。毎回洗う必要はありませんが、時々洗うだけで、きれいが長持ちしますよ」(同前)換気扇掃除に適した季節は? プロの視点からみると、キッチンのように油汚れが多い場所の清掃は、本当は夏に掃除するのがベストだそうです。「とくに手間のかかる換気扇は、冬より夏にやったほうが圧倒的に楽です。気温の高い夏は、油がゆるくなっているので、拭き取るのにも力がいりません。寒い冬は油が固まってしまうので、ガリガリ削らないといけませんから」(同前) 汚れの性質に合った洗剤を選び、ちょっとしたコツを知ることで、がんこな油汚れもピカピカに。きよきよさんのアドバイス通り、来年は夏にしっかりお手入れをしておけば、年末の大掃除がグンと楽になりそうです。(相澤 洋美)
(3)きれいになった五徳をすすぐ
きれいになった五徳をフライパンから取り出し、しっかり水洗いします。
「きれいになった五徳は、魚グリルのように“使ったら洗う”習慣をつけておくと汚れが常態化しません。毎回洗う必要はありませんが、時々洗うだけで、きれいが長持ちしますよ」(同前)
プロの視点からみると、キッチンのように油汚れが多い場所の清掃は、本当は夏に掃除するのがベストだそうです。
「とくに手間のかかる換気扇は、冬より夏にやったほうが圧倒的に楽です。気温の高い夏は、油がゆるくなっているので、拭き取るのにも力がいりません。寒い冬は油が固まってしまうので、ガリガリ削らないといけませんから」(同前)
汚れの性質に合った洗剤を選び、ちょっとしたコツを知ることで、がんこな油汚れもピカピカに。きよきよさんのアドバイス通り、来年は夏にしっかりお手入れをしておけば、年末の大掃除がグンと楽になりそうです。
(相澤 洋美)