富山県氷見市の氷見漁港沖合で4日に見つかった遺体について、富山県警は5日、行方不明になっていた高岡市の保育園児、高嶋怜音(れおん)ちゃん(2)と断定したと発表した。
DNA型鑑定で判明した。
怜音ちゃんは8月20日午後6時40分頃、自宅から行方が分からなくなった。当時、高岡市は大雨で、自宅周辺では川を通じて海につながる複数の用水路や側溝が増水していた。
捜索には8月20日~9月5日の17日間で延べ3000人以上があたった。4日午前10時半頃、伏木海上保安部の巡視艇が同漁港の4・7キロ沖合で遺体を発見した。
5日夜、怜音ちゃんの家族は「とても残念な結果で、家族は心の整理もついていない状態です」とコメントした。