名古屋市民の半数は、四日市に興味がない――。
三重県四日市市が市民と名古屋市民を対象にした認知度アンケートで、こんな結果が出た。
アンケートは今年6月、四日市市が名古屋圏の西の中枢都市としての認知度や都市イメージを知るために実施。両市に在住する18~65歳を対象に、名古屋市400人、四日市市200人からの回答を得た。
その結果、名古屋市民の7割超が四日市を知っているものの、5割前後が興味がない、行ったことがないと回答した。今後行ってみたいは約6割だったが、その理由としては「知らない街」が最多で、「興味を持っている」「魅力的な街」と続いた。
これに対し、四日市市民の7割近くは「住み続けたい」と回答。四日市市が名古屋圏かとの問いには、名古屋市民の約7割、四日市市民の半数が否定した。
同市は今後、名古屋市での認知度が高いアニメキャラ「八十亀(やとがめ)ちゃん」を起用した専用ウェブページなどでPRを図る。
担当者は「名古屋市民に知られていない、興味を持たれていないことがわかった。キャンペーンを通して四日市の認知度を高めていきたい」と話している。