3日、群馬県館林市にあるギョーザの無人販売所にやってきた一人の男。袋を手に持ち、料金箱をのぞき込みます。
ギョーザの入った冷凍庫の前に移動すると、キョロキョロと入り口の方を気にしながら、持ってきた袋にギョーザを詰め始めました。
詰め終わると、再び入り口を確認。次の瞬間、小走りで店の外に出ていきました。“ギョーザ泥棒”の瞬間です。
被害は翌日にも…。メガネを掛け、黒っぽいマスクをした男。前の日にギョーザを盗んだ男に特徴がよく似ています。
しばらく店内を歩き回った後、冷凍庫から素早くギョーザを取り出すと、料金を払わず、またもや小走りで店を後にしました。
さらに被害は3日連続で…。特徴のよく似た男が前の2回とは違い、一直線に冷凍庫へ向かうと、手慣れた様子でギョーザを手に取っていきます。入店からわずか20秒余りの犯行でした。
被害に遭った「餃子番長」店長:「(無人販売所を)始めたきっかけは、コロナが広まったこと。人と接触しないという形は、自分の中では良い業態だと思っている。こういうのが万引きとかで、潰されていくのはすごく悲しい」
店側は被害届を提出。警察が窃盗事件として捜査しています。