石川県は、クマの餌となるブナの実がこの秋、凶作になり、クマが人里に大量出没するおそれがあるとして12日、出没警戒情報を発表しました。
【写真を見る】クマ大量出没のおそれ ブナの実“凶作”予想で石川県が2年ぶり「警戒情報」石川県で今年に入ってから、クマが目撃された回数は8月末までに208件に上り、過去最多のペースで推移しています。石川県が8月中旬以降、クマの餌となるブナの実のなり具合を調べたところ、今年4月と6月の調査に続き、凶作になるとみられることが分かりました。

このため石川県は、冬眠前のクマが餌を求めて人里に大量出没するおそれがあるとして、過去最多の15人が重軽傷を負った2020年以来、2年ぶりに出没警戒情報を発表しました。石川県自然環境課 野上達也課長補佐「自宅の周りに生ゴミ、ペットフードなどクマを誘引するようなものを放置しない。山へ入る際には、2人以上で行動する。あるいは、鈴、ラジオなど音の鳴るものでクマに自分たちの存在を知らせる。そういった対策を行うことが山へ入る時に重要」石川県は、クマを引き寄せるカキやクリの実などを取り除き、やぶを刈り払うなど、対策を徹底するよう呼びかけています。
石川県で今年に入ってから、クマが目撃された回数は8月末までに208件に上り、過去最多のペースで推移しています。石川県が8月中旬以降、クマの餌となるブナの実のなり具合を調べたところ、今年4月と6月の調査に続き、凶作になるとみられることが分かりました。
このため石川県は、冬眠前のクマが餌を求めて人里に大量出没するおそれがあるとして、過去最多の15人が重軽傷を負った2020年以来、2年ぶりに出没警戒情報を発表しました。
石川県自然環境課 野上達也課長補佐「自宅の周りに生ゴミ、ペットフードなどクマを誘引するようなものを放置しない。山へ入る際には、2人以上で行動する。あるいは、鈴、ラジオなど音の鳴るものでクマに自分たちの存在を知らせる。そういった対策を行うことが山へ入る時に重要」

石川県は、クマを引き寄せるカキやクリの実などを取り除き、やぶを刈り払うなど、対策を徹底するよう呼びかけています。