神奈川県相模原市のキャンプ場で、夫婦が寝ていたテントの上に木が倒れ妻が死亡した事故で、警察は死因は窒息死だったと発表しました。
この事故は今月16日未明、相模原市緑区の「新戸キャンプ場」で、高さ18メートルほどの木が根元から折れてテントに当たり、中で寝ていた中村まりなさん(29)が死亡、一緒にいたまりなさんの夫(31)が肋骨を折るなどの重傷を負ったものです。
警察はまりなさんの死因について、胸と腹を圧迫されたことによる窒息死だったと発表しました。
警察によりますと、木が倒れた原因は「根腐れ」とみられ、警察はキャンプ場から話を聞き、管理状況などを調べています。
相模原市はきのう、市営のキャンプ場で根腐れしている木がないか確認するとともに、枯れた木の枝をせん定したということです。