上越市は20日、酒気帯び運転をしたとして検挙された20代の男性職員を停職5か月の懲戒処分にしました。
上越市によりますと、この職員は2022年12月28日の勤務終了後、自家用車で市内の飲食店に行き、他の職員2人と飲酒しました。
その後、徒歩で2軒目の飲食店に行った後、コンビニエンスストアで酒類を購入、停めていた車の中で酒を飲んだ後、車を運転しましたが同僚が制止したため、別の駐車場に車を停め、3軒目の飲食店に行きました。
翌日の午前1時過ぎ、この職員は車を移動したことを忘れ、最初に停めていた駐車場に戻りましたが、車が見当たらなかったため、盗まれたと思い、警察に自ら通報。呼気検査で基準値を上回るアルコールが検知され、検挙されました。
上越市では3月に、職員が酒気帯び運転の疑いで逮捕されていて、中川幹太市長は「職員による酒気帯び運転事案が続けて発生し、市民の皆さんの信頼を大きく損ない、心から深くお詫び申し上げます」とコメントしています。