英国ロンドンで19日に行われたエリザベス女王の国葬に参列した天皇、皇后両陛下はマスクを着用しなかったことで話題となった。
両陛下はロンドンに到着した際、黒色のマスクを着用していたが、この日はノーマスクで参列。2年前の新型コロナ禍以降、両陛下が式典などでマスクを外すのは初となった。
英国では今年2月に新型コロナの規制が解除され、道行く人でマスク着用者はほとんどいない。欧米ではマスクを着用することは「病人」のイメージがあり、コロナ禍でもマスク着用は抵抗感があった経緯がある。
宮内庁では両陛下の国葬参列にあたって、対応を検討した結果、慣習に従い、ノーマスクの判断をしたという。国葬では密の中で、合唱曲や賛美歌を参列者が歌う場面もあり、ネット上ではノーマスクで感染リスクが高まることを心配する声もあった。
気になるのは外国からの要人を大挙迎え入れる安倍晋三元首相の国葬時のマスク対応だ。ハリス米副大統領やカナダのトルドー首相、EUのミシェル大統領、豪州のアルバニージー首相らが参列する。
国内の参列者への案内状には「常にマスクをご着用願います。なお、式典の趣旨に鑑み、白色無地を基調としたのものをご用意願います(不織布マスクを推奨します)」としている。
ほかにも検温や消毒の実施や先日、サービス停止方針を発表した感染者との接触を通知するアプリ「COCOA(ココア)」の活用も促しているなど、これまで同様のコロナ対策を実施する予定だ。マスクを巡る温度差がある中で、色指定まであり、爛泪好論争瓩箸覆蕕覆韻譴个いい…。