衆議院の細田議長が旧統一教会との接点を書面で公表しました。反省の言葉はなく、野党側は納得していません。
細田議長は午前11時半に、書面でコメントを発表しました。
2018年から2019年にかけて関連団体の国際会議など4つのイベントや会合に出席し、挨拶したことを認めました。2019年には関係団体の出版物に掲載するとしてインタビュー取材も受けたほか、去年6月の日本・世界平和議員連合懇談会では名誉会長に就任したとしています。さらに、選挙では教団の関係団体からの支持を受けたことなども明らかにしています。
細田氏は「今後、社会的に問題があると指摘される団体等とは関係をもたないよう、適切に対応してまいりたい」とする一方、反省の言葉などは記していません。
立憲民主党安住淳国対委員長「新しい事実は全くなかったということは残念であります。生の声で(細田)議長からお話を聞けると思っておりましたけども、紙ぺら1枚出して、これで『はい、さようなら』はないですよ」
立憲民主党の安住国対委員長は、「今回明らかになった事実は報道機関などから指摘されていたものばかりで、自民党が行った調査以下の回答を出してきた」と痛烈に非難しました。
野党側は、来月3日から行われる臨時国会で、細田議長と旧統一教会との関係について徹底的に追及する方針です。