洋上風力発電事業を巡る汚職事件で、受託収賄の疑いで逮捕された衆議院議員の秋本真利容疑者(48)が「賄賂を受けた事実はありません」などと否認していることが分かりました。
衆議院議員の秋本容疑者は「日本風力開発」の塚脇正幸前社長から洋上風力発電事業を巡る国会質問をするよう複数回にわたって依頼を受け、その謝礼として合わせて約6000万円の賄賂を受け取ったとして、受託収賄の疑いで東京地検特捜部に逮捕されました。
秋本容疑者は代理人の弁護士を通じて「塚脇氏から依頼されて日本風力開発の利益を図るために国会質問したということは断じてありません」「国会質問をした謝礼として賄賂を受けたという事実はありません」などと容疑を否認するコメントを発表しました。
逮捕後の取り調べに対しても同様の説明をしているということです。