熊本県八代市は22日、市庁舎で不適切な行為を繰り返したとして、いずれも健康福祉部に所属する20歳代の主事級の男女職員2人を戒告の懲戒処分とした。
市によると、2人は昨年11~12月に複数回、市庁舎の会議室で、私的な会話や抱擁、キスなどを繰り返した。2人は交際中で、勤務を終えた午後5時15分以降に行っていたが、1回はともに残業中だった。
今年に入り、外部から複数の情報提供があった。市の調査に対し、2人は「職員としての自覚が足りなかった」などと謝罪したという。
市は監督責任を問い、同部の課長級と課長補佐級の計3人を訓告とした。中村博生市長は「事態を重く受け止め、市民の信頼回復に向けて取り組む」との談話を出した。