国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構QST病院(千葉市稲毛区)は18日、3000人以上の患者の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失したと発表した。データの悪用は確認されていない。盗難の可能性があるとして、千葉県警千葉北署に被害届を出したという。
大阪府「特例」天下り 「公募が不適切」 知事が適正さ強調 同機構によると、USBには同病院の患者3206人の氏名や病名などの臨床情報が保存されていた。この他、院外の患者の個人情報も保存されていた可能性があるという。 9月30日に医師が院内の端末に差したまま、診察のために席を離れ、数時間後に戻ったところ、なくなっていたという。端末などを調べた結果、離席中に別の誰かがUSBを抜き取っていたことが判明した。端末のあった部屋は部外者でも入れる状態にあった。【林帆南】
同機構によると、USBには同病院の患者3206人の氏名や病名などの臨床情報が保存されていた。この他、院外の患者の個人情報も保存されていた可能性があるという。
9月30日に医師が院内の端末に差したまま、診察のために席を離れ、数時間後に戻ったところ、なくなっていたという。端末などを調べた結果、離席中に別の誰かがUSBを抜き取っていたことが判明した。端末のあった部屋は部外者でも入れる状態にあった。【林帆南】