JR東日本は5日、中央・総武線の40代男性運転士が乗務中に一時、居眠りをしていたと発表した。
本人から「睡魔に襲われた。30秒居眠りした」と申告があったという。同社は「運転士への指導を徹底し、再発防止を図る」としている。
運転士が乗務していたのは、4日午後11時34分に千葉駅を出発し翌5日午前0時50分に中野駅へ到着予定の各駅停車。浅草橋-秋葉原間を走行中に居眠りをしていたといい、前方の電車との距離が近づいたことを知らせるベルが鳴ったため、目が覚めたという。
同社によると、居眠りによる電車の遅れや停車位置の誤りなどのトラブルはなかった。