ロシア国旗に向かって、「このクソッタレな臭い雑巾を下ろせ」と言い放つウクライナ兵。
代わりに、ウクライナの国旗を屋根の上に掲げると、誇らしげにVサインを決めた。
ウクライナ軍は10日、南部ヘルソン州と西隣にあるミコライウ州の境界にある12の集落を解放したと発表。
ウクライナ軍が、ロシアから支配地域を奪還する動きを加速させる中、日本政府は、ロシア軍との戦闘に参加していた、20代の日本人男性が死亡したことを明らかにした。
そもそも、日本人はどのようにして、海外の戦争に参加するのだろうか。
アフガニスタンやミャンマーなどで、義勇兵として戦った経験を持つ高部正樹さんは…。
高部さん「大抵の場合、ビザが必要な所は観光ビザを取って、それで現地に飛んで、帳簿事務所に行くのが一般的。現地に行ったら武器をもらって、まず訓練に入ります。戦闘の経験があっても、部隊としての訓練をしないと最前線には使えません」
ほかの国の戦争に参加する理由については…。
高部さん「日本人の場合は、だいたい正義というもの、義というものを理由に挙げる人がかなり多かった。現地の悲惨な状況とか困っている状況を見て、わたしが行って、代わりに戦おうという気持ちだと思う」
日本政府は、どのような目的であっても、ウクライナへの渡航はやめるよう呼びかけている。