北ア白馬鑓ヶ岳でアメリカ国籍の20代の男性2人が遭難 県警ヘリが1人を救助 けがはないもよう もう1人は発見に至らず安否不明 警察は21日以降も捜索継続【長野】

北アルプス白馬鑓ヶ岳で19日、アメリカ国籍の20代の男性2人が遭難し、このうち1人は見つかり救助されましたが、もう1人は滑落し、今も発見には至っていません。遭難したのはアメリカ国籍の20代の男性2人です。警察によりますと、2人は19日午後6時前、北安曇郡白馬村の八方尾根スキー場から山に入り、標高約2100メートルの白馬鑓温泉に向かっていたところ1人が滑落し、もう1人も雪の中で動けなくなり警察に救助を求めました。20日早朝から警察がヘリコプターで2人を捜索し、午前6時すぎに雪の中で動けなくなった男性を救助しました。けがはないもようです。一方、滑落した男性は今も見つかっておらず、安否は分かっていません。警察は20日の捜索を打ち切り、救助した男性から滑落した時の状況を聞くなどして、21日以降も捜索を続けるとしています。