海沿いの林に安置されている古びた木像。にこやかな表情を浮かべるこの像が、今、周辺住民に不安をもたらしているといいます。
9月15日、めざまし8は木像がある石川県羽咋市柴垣町へ。小さな港と、グランピング施設などがあり、特に夏場は、美しい海を目当てに多くの観光客が訪れるといいますが、ナゾの木像はどこにあるのでしょうか。柴垣町の町内会長に案内してもらいました。
像が安置されているのは柴垣町にある、1周約1キロの小さな島「長手島」。
取材ディレクター:ものすごく松の木が大きいですね。生い茂っています。白いウサギがいます。島の中に白いウサギがまつられています。神秘的な感じがします。
島内には、ひっそりと白兎の像がまつられていました。実は、古事記に出てくる「因幡の白兎」伝説が、この長手島にも伝えられているのです。
取材ディレクター:ありました。手首の部分が折れていますね。ものすごく木像の古い感じが。頭の部分にも、ちょっと亀裂が入っています。横20僂らいの、高さも50僂發覆ご兇犬します。
あちこちに破損や亀裂が確認できるこの木像。海から流れ着いたのでしょうか?数カ月前、いつの間にかこの場所にあったといいます。
そして、いつしか「木像に触れると良くないことが起こる」という不穏な噂が流れはじめたというのです。一体、何があったのでしょうか。
街の人に話を聞くと、木像に触れた人が事故に遭うなどして、立て続けにケガをしたというのです。周辺住民たちは「すごく不気味ですよね」「供養するなり、片付けるなりした方がいいかなと思う」という人もいる一方で、島には2つのお堂が建っていて、古くからこのあたりの海を守る神様がまつられているので、不安はないという住民も。
町内会長はこの像について、お祓いなどをするべきなのか、この地におまつりするべきなのか、地元住民と話し合うということです。
(めざまし8 9月16日放送)