カブトムシvsスズメバチ 昆虫界“最強対決”ついに決着か…まさか?圧勝「ショック」

大好きな樹液を求めて、クヌギの木に集まっているのは“森の王者”カブトムシ。そこに、ゆっくりと近付く侵入者の影、オオスズメバチです。
体はカブトムシの半分ほどしかありませんが、強い毒性があり、昆虫界で最も攻撃的で危険と言われています。
昆虫界“最強”はどっちなのか。互いの好物である樹液の縄張りを巡って、その戦いがついにスタートしました。
撮影したのは、カブトムシを研究する山口大学理学部の小島渉講師。今年の夏、一晩中観察をした時に偶然撮影できたといいます。
小島講師:「めちゃくちゃワクワクしました。これは大発見だと」
カブトムシの脚を狙って、執拗(しつよう)に攻撃を仕掛けるオオスズメバチ。1匹、また1匹と、次々にカブトムシを木から振り落としていきます。
そして、バトル開始からわずか5分。縄張りは、完全にオオスズメバチに乗っ取られてしまいました。
小島講師:「カブトムシがこんなに簡単にホイホイ投げ落とされていて、ショックを受けましたね。オオスズメバチが圧勝したということです」