【速報】母親の控訴棄却 2審も懲役5年 “ママ友”と共謀 5歳児餓死

福岡・篠栗町で2020年に5歳の息子を餓死させたとして、1審で懲役5年の判決を受けた母親について、福岡高裁は、母親の控訴を棄却した。
篠栗町の無職・碇利恵被告(40)は2020年4月、いわゆるママ友だった赤堀恵美子被告(49)と共謀し、当時5歳だった三男・翔士郎ちゃんに十分な食事を与えず、餓死させた保護責任者遺棄致死の罪に問われていた。
1審の福岡地裁は、碇被告に懲役5年の判決を言い渡したが、弁護側は、量刑が不当として控訴していた。
10月の控訴審の初公判で、碇被告は、控訴の理由について「1日でも早く家族に会いたい」と説明していた。
9日の判決公判で福岡高裁は、懲役5年の1審判決に「不合理な点はない」などとして、碇被告の控訴を棄却した。