神戸市教育委員会は16日、勤務する学校で顧問を務めるバスケットボール部の男子部員を平手打ちするなどしたとして、同市西区の市立中の男性教諭(32)を、減給10分の1(1か月)の懲戒処分にしたと発表した。
発表によると、男性教諭は部員の生徒らに対し、部活動や授業中に「消えてまえ。死んだ方がマシ」「ボケ、カス」などと暴言を吐き、今年の1学期には後頭部を平手でたたくなどした。9月に保護者から学校への相談で発覚。少なくとも生徒7人が被害を訴えたという。市教委の聞き取りに、教諭は「腹が立った。指導の一環だったが、深く反省している」と話している。