任期満了に伴う愛媛県知事選は20日投開票され、無所属現職の中村時広氏(62)=国民民主推薦=が、共産新人で党県委員長の林紀子氏(60)との一騎打ちを制し、4選を果たした。投票率は33・95%(前回39・05%)で、過去最低を更新した。
東南アジアへ空開けるか?地方空港のベトナム定期便挑戦に賛否 中村氏は自民、公明各県組織の推薦に加え、立憲民主、社民両県連の支援も受けて、選挙戦を優位に展開。各種団体からも広く支持を集めた。3期12年の実績を強調し、転出超過解消などの人口減少対策やデジタル技術の積極導入による行政効率化などを訴えた。 林氏は県政刷新を掲げ、18歳までの医療費無償化や四国電力伊方原発3号機の廃炉などを主張したが、及ばなかった。【山中宏之】
中村氏は自民、公明各県組織の推薦に加え、立憲民主、社民両県連の支援も受けて、選挙戦を優位に展開。各種団体からも広く支持を集めた。3期12年の実績を強調し、転出超過解消などの人口減少対策やデジタル技術の積極導入による行政効率化などを訴えた。
林氏は県政刷新を掲げ、18歳までの医療費無償化や四国電力伊方原発3号機の廃炉などを主張したが、及ばなかった。【山中宏之】