12日朝、鹿児島県肝付町の沖合で漁船が転覆しているのが見つかりました。船内から船長の男性が救助されましたが死亡が確認されました。
志布志海上保安署によりますと、12日午前7時すぎ肝付町南方の火埼灯台の北の海上で、漁船が転覆しているのを別の漁船が見つけました。
転覆していたのは志布志市の田中俊一さん(69)の底引き網漁船、俊栄丸で、海上保安官が船内の機関室から田中さんを救助しましたが、死亡が確認されました。死因は水死でした。
田中さんは12日午前3時ごろに志布志市の志布志港をひとりで出港していたということで、海上保安署が事故の原因を調べています。
(2022/12/12 20:53)