12日、警視庁が公開した動画に映っているのは黒い服にオレンジ色のニット帽をかぶった男。
身長180僂ら190僂箸澆蕕譴襪海梁臺舛蔽法7抻訥は、この男が社会学者の宮台真司さんを襲ったとみて公開捜査に踏み切った。
事件は11月29日の午後4時15分ごろ、東京・八王子市にある東京都立大学・南大沢キャンパスで起きた。
講義を終え帰宅しようとしていた宮台さんが、男に刃物のような物で首などを複数回刺され重傷を負った。
男はその後、中門脇の植え込みから逃走。公開された映像はその際の様子だ。画面左側の事件現場の方から小走りでニット帽の男が現れた。
両手で何かを持っているように見える。
男は、迷うことなく中門脇の植え込みに近づき、身をかがめながらキャンパスの外へ。
その先で少し右往左往した後、何かを拾い上げ、画面右方向に走り去った。
さらにこの後、大学近くの防犯カメラには、団地内の通路を下っていく男の姿が映っていて、その後、奥にある階段を降り、さらに住宅街へ逃げていったと見られている。
画面奥から歩いて現れた男。手には何を持っていない。
別のカメラが捉えた映像では、男がリュックを背負っているのが分かる。
男は一瞬振り返った後に走り出すがすぐに歩き始め、そのまま画面奥へと姿を消した。
この先にあるのは住宅街で、これ以降の足取りは分かっていない。
事件の発生からあすで2週間。
現場となった都立大の学生からは「怖いっていうのが率直なやつ(気持ち)なんですけど…。いつ来るのかが分からない感じがめっちゃ怖いです」といった不安の声や「特徴的ですね。さすがにこんなやつは見たら忘れないんで見てないと思いますけどね」といった声などが聞かれた。
男は身長180僂ら190僂如▲レンジ色っぽいニット帽に黒っぽい上下の服装。白っぽいスニーカーを履き、グレーと黒っぽい色のリュックサックを背負って逃走した。
男について、これまで有力な手がかりが得られてないことなどから、警視庁は広く情報提供を呼びかけている。
情報提供先:南大沢署(042-653-0110)
(「イット!」12月12日)