岐阜県高山市の市長が市の条例に違反し、たばこのポイ捨てをしたと明かして謝罪しました。

高山市の田中市長:
「信用と信頼を損なったことにつきまして深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ありませんでした」

高山市の田中明市長(61)は緊急の会見を開き、自宅の前の側溝に複数回にわたり、たばこの吸い殻をポイ捨てしていたとして謝罪しました。

ポイ捨ての様子を捉えた動画がSNSに投稿されていて、田中市長は「酒に酔い無意識で捨ててしまったと思う」などと説明しました。

高山市では、2008年から市内全域でたばこのポイ捨てなどを禁止する条例があり、指導に従わない場合は1000円の過料を科すと定めています。

田中市長は「たばこをやめる方向で努力し、吸うのであればマナーを守って吸っていく」と話しました。